とにかく長生きが賛美される日本

うんざり
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先日は敬老の日でした。おじいちゃん、おばあちゃんなどの高齢者を敬う日ですね。家には自治会からお祝いの粗品(タオル)を届けられました(自治会に入っていなくても配っているらしいです)。毒父はとっくに高齢者ですが敬うような人ではないので敬老の日は毎年スルーです。父の日(今年はスルー)や誕生日はしぶしぶ今まで祝ってきましたが。

 

今回は敬老の日ではありますが、お祝いではなく長生きに関して思うこと(否定寄り)を書いていきます。

 

引用元:RitaEによるPixabayからの画像

 

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高齢者が多すぎる

日本全体でも高齢者の割合はどんどん増え、地元でも高齢者が3割に達しました。外を歩いていても平日の昼間が多いとはいえ圧倒的に高齢者。皆年を取る訳だから高齢者が悪い、若者が良いと一概に言う訳ではないですが、あまりに見かける人が高齢者ばかりで気が滅入ります。

 

尊敬するような高齢者は少なく、老害と言われるような説教魔や自分が天下みたいなタイプばかりだから余計に…。やっと歩いているような高齢者を見ていると、失礼ながらいくら今が元気だとしても多くの人の将来の姿なんだなと暗雲たる気持ちになってしまいます。

 

尊敬できない高齢者について書いた記事はこちらです。

日本をめちゃくちゃにしたことに対して謝りもせず平気な高齢者が多すぎる
年齢による格差が広がっていると思いませんか?年齢による格差は出来ればない方が良いに決まっていますがそれに反して年々強まっている気がします。 それもそうでしょう。年齢による待遇の差があまりにありすぎるからです。 私も多くの高齢者に優しい目で見...

 

 

長生きによる弊害

加齢による弊害は半端ないです。老化は早いと20代から始まると言うし、CMや広告でも加齢に備えての健康品や健康方法ばかりで、あまりに弊害が多すぎるのでそんな思いをしてまで長生きなんてしたくないと言う、若い人たちを含めた多くの人の考えは至ってまともだと思います。

 

身体はいくら気をつけていても衰えてくるし、頭も認知障害、性格も頑固になりやすく最後まで現役さながらに変わらない人なんてごく少数かと。また治療や対策と言っても結局は殆どの場合お金がかかるので富裕層しかしっかりと対処できません。認知症対策とか加齢による弊害の脅しは絶えずするのに長生き賛美と言う真逆の風潮が理解できないです。

 

長生きによる弊害について以前書いた記事はこちらです。

今の高齢者が長生きしすぎ、反対に若い人がどんどん早死にしている
多くの人が思っている事と思いますがもう日本は滅びの方向に向かっていると思います。色々な要因があるのですが、大きな原因として高齢者が多すぎる問題。長生きはいいこととずっと言われていたのですが、長生きがいい!まだまだ生きるぞ!と豪語している高齢...

 

長生きしたくない理由は長生きの見本の高齢者が老害だから
新年あけましておめでとうございます。と言っても何もめでたくないです(身も蓋もない)。毒親と同居の引きこもりには毒親と一緒の時間が増えるだけだし、今年はオリンピックと言う一部のリア充にしか受けないのにむりやり全国民が熱気にわいています!とかの...

 

 

薬漬けにしている医療

高齢者がこれだけ増えたのは医療が大きな要因でしょうね。昔なら不治だったけど治療方が見つかったとかなら喜ぶとこですが、医療業界の多くが利益の為に過剰な治療や通院をしているようにも思えてしまいます。

 

毒父は血糖値や血圧が高いので月イチで通院していますが、薬の量が半端なくてよくあれだけ飲んでいて車の運転や体に支障がないなといつも不思議です。私は薬によっては少し合わないか飲む頻度を緩めてしまっただけで吐き気とか眠気、下痢が凄いのに…。でも昔からの習慣だから却って薬が多い方が安心なのかもしれません。

 

あととにかく生きさせる風潮なので、本人の意思と無関係に沢山のチューブや副作用などの危険が大きい治療などでも施し続ける医療を見ると、私にはどうしても生きているだけでいいとは思えません。

 

難病の人の安楽死事例についての記事はこちらです。

難病の人の悲痛な叫びさえも届かない
今日も一面コロナかと思って新聞を見たらALS患者嘱託殺人の事件が大きく出ていました。 難病の筋委縮性側索硬化症(ALS)の長年の闘病生活が苦痛でずっと安楽死を求めていた50代の女性に医師2人が薬物投与し殺害したとして逮捕されました。

 

 

高齢者賛美に比べて高齢者の周りの労いが全くない

前々から痛感しているのが、高齢者ばかり敬えとか大切にとか言われるけど周りの配慮が全くないことです。まともな高齢者はともかく高齢になるとどんどん手に負えなくなってくることが多いので、同居別居年齢に関わらず周りの負担が大きすぎます。

 

高齢者(毒親)との同居についての記事はこちらです。

嫌いな人との同居が上手くいくはずがなかった
家が無限地獄なのに強制自粛のせいで外も地獄化してしまい生きているのが嫌になる日々です。多くのインドア派が自粛はそこまで辛くないと言っているように、家が快適なら私も自粛自体はまだ大丈夫だったかもしれませんが。時々外出するようにはしているものの...

 

毒親と同居は相当なストレス!高齢になるとますます大変だよ
毒父と2人だけの同居をしてから今年で3年になりました。母親との3人の時にも横暴で大嫌いな毒親だったのに、母が亡くなり毒父と2人だけというまさに逃げ場がない同居をよく耐えてるな…と誰にも褒めてもらえないので自分で日々セルフケアをしている毎日で...

 

なのに高齢者が行方不明とか線路立ち入りとかになると決まって身近な人の責任問題に…。ただでさえ疲労で一杯一杯なのに四六時中きっちり見ろと言うのでしょうか。本人より周りが先に斃れてしまいますよ。祝日を乱発する位なら、せめて高齢者(老害)に神経をやられている人達の日とかも作ってほしい位です。

 

また在宅ではなく施設に入れられる人たちばかりではありません。当然高いお金がかかるし、施設に入れたいほどの高齢者は貯金していないことが多いから周りの負担がかかることになります。

 

それにこれからは施設も競争率が更に高くなり、介護側も激務やなり手の減少で施設そのものが減ることになるでしょうから、いざとなったら施設へと言うのは通用しなくなってくるでしょう。非情だけど姥捨て山があった昔の方がある意味救いがあったかもしれません。

 

ヤングケアラーや介護についての記事はこちらです。

ヤングケアラーの記事の反応。傲慢な高齢者が多すぎる
ヤングケアラーはその名のとおり若い(18歳未満の)介護者のことで(早いと小学生からの場合もあり)、被介護者は親や祖父母の場合が多いです。体験談が新聞に数日掲載されていてあまりの過酷な内容によく介護者は狂わなかったな、被介護者を恨んでもおかし...

 

毒親の介護は絶対したくない、普通以上の親育ちは介護を受入れやすい
毒親(育ち)関連のブログやサイトをよく見るのですが、検索ワードを少し変えるだけで新たなサイトがごろごろ見つかるほど毒親が蔓延している恐怖と毒親育ちの苦悩を痛感します。はっきり毒親と分かる身体的虐待以外にもやはり精神的虐待の毒親は結構いるので...

 

長生き賛美する人は頑固な高齢者と同居や介護をしてから言ってほしいです。だから介護経験をしながら高齢者を敬える人は天使かよ?と本当凄いと思います。ただ特上ケースをお綺麗な仕様に仕上げて一般論のごとくテレビなどで大大的に放映するのは凄く迷惑で不愉快なので止めてほしいですが。

 

 

まとめ

長生き賛美の割には高齢者が多い統計を出して高齢化を問題視で、一体どうしたいんだよと高齢化問題に限らずイライラします。長生きを賛美するなら社会保障とか現役世代の将来も見据えつつ高齢者の周りまでしっかりフォローするべきだし、高齢問題に注目するなら医療や医療費を見直すべきなのに、結局上辺だけの長生き賛美で現実をスルーし、完璧にスルーではなく正確には問題を家族に丸投げです。

 

念のため書きますが別に全ての高齢者と医療者が悪いとは思っていません。まともに自分や他世代のことを考えている高齢者も、真摯に患者を救いたいと激務をこなしている医療従事者もいるとは分かってはいます。ですがあまりにも老害や利益しか考えていない医者が多いと感じてしまうんですよ。

 

だからとにかく長生きは幸せで、高齢者を敬うべきと言う風潮や、医療従事者への感謝など押し付けがましい風潮がどうしても受け入れられなくて今回記事にしました。感謝や敬うって言われてではなく自然に生まれるものだと思うんですけどね。声高に言う人ほど感謝や敬いたいと思えないタイプが多いと言う皮肉(+_+)。まぁ国の長生き賛美は年金支給を遅らせることが大きい目的なんでしょうけど。

 

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