毒親と同居は相当なストレス!高齢になるとますます大変だよ

毒親
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毒父と2人だけの同居をしてから今年で3年になりました。母親との3人の時にも横暴で大嫌いな毒親だったのに、母が亡くなり毒父と2人だけというまさに逃げ場がない同居をよく耐えてるな…と誰にも褒めてもらえないので自分で日々セルフケアをしている毎日です。

 

毒親という言葉は結構浸透し、親神話にも苦しめられている子供も多いんだろうなと思います。はっきり言って毒親は何年たってもほぼ変わらずむしろ高齢になるほどパワーを増すので毒親育ちは覚悟をしておいた方が良いです。

ここでは毒親とのマンツーマン同居のストレス内容と日々の対策を紹介していきますね。

 

引用元:cocoparisienneによるPixabayからの画像

 

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毒親は歳をとっても丸くはならない

歳をとると人は丸くなる…この言葉を聞いたことがありませんか?年齢を重ねて色々な経験をして昔は尖っていたり短気な人もだんだん穏やかになっていく…。迂闊にもこの言葉を私は信じてしまったんですよね。

 

人は簡単には変わらないけどさすがにこのオレ様な性格は高齢になったら少しは弱まるだろうと思っていたんですが…。だけどこの言葉が全く当てはまらないことにようやく気付いた時の絶望感。確かに穏やかになる人も居るだろうけど毒父は年をとっても全く衰えずますます勢力を増しています

 

体力は流石に衰えるかな…そしたら少しはか弱くなるかなと思ったら、病院通いはあるものの食欲は現役並、体が大きい背が大きい声が大きい生活音が大きい態度が大きいと魔の4重層を突っ走っております。具体的に毒父のうんざりな点を書いていきたいと思います。

 

生きがいのひとつである職場がなくなり家の中でしか威張れない

今の高齢者世代の男性は仕事人間が殆どだと思います。毒父も家庭は母任せでほとんどを仕事に費やしてきました。小さいながらも工場長でしたからね、平日の殆どを仕事の日がよくありました。その忙しい分を休日のギャンブルに費やしてしまったのですが…。

 

そして多くの仕事は定年を迎えます。毒父の場合には工場を閉鎖した為に60歳そこそこで仕事を終えました。その後なんとか決まった午前中のみのアルバイトをもう10年続けていますが(正直よく毒父を雇ったな…)、折角まだ運転は出来るのだからちょっと寄り道位してくればいいのに毎日直帰して12時半ぴたりに残業がない時に帰ってきます。駐車場に車が止まる時のエンジン音が聞こえてくるのが毎日地獄でね…亭主元気で留守がいいと言いますが、親も元気で留守がいいですよ。

 

毒父もさすがに定年後の職場ではそれほど威張れないですからね。態度自体はでかいと思いますが。家の中でしか威張れないので、家にいる身としてはとても大変です。ですがもう毒父のことはシャットアウトしているので、反応がなくてつまらないのか最近ではほとんど話しかけてきません。だから話しかけてきた時は何らかのトラブルということなので一体何?と身構える毎日です。

 

 

楽しみがないのでテレビをずっと見ている

お昼を食べる時に速攻テレビをつけますがそれが大音量でびんびん響きます。テレビは毒父にとって自分のいうことを聞いて自分の知りたい情報を示してくれるありがたいアイテムですからね。それでもたまにテレビに文句を言っている時があります。ニュースがやってないとかくだらないことばかりやってるなとか。文句を言うくらいなら見なければいいのに、ずっと文句を言いつつ見ているから訳分からず…。

 

毎日早起きの4時半過ぎから既にテレビを見ていますからね。テレビが嫌いな私には毎日その光景を見るだけでうんざりです。そして脳内ツッコミも心底疲れます。テレビが壊れたら一大事だろうな…はぁ…。

 

 

支配欲が強い父親は娘のいう事など聞かない

若い時から俺は父親で偉いんだ、養っている女は男より劣っているを地で言っている人ですからね。病気で働けなくなった母にもよく俺がいなくなったらお前たちは路頭だなとか見下していました。ですがこんな性格も歳を重ねていくごとに少しは弱まるかと思ったら、勢力は増すばかりです。

 

支配欲がもともと強い毒父は特に娘は小間使いの考えしか持っていないことが多いです。なので娘のいうことなんて聞く耳持たないので会話にすらなりません。

 

会話をしたとしても結局自己完結します。例えば娘に何か質問したとしても結局自分が喋りたいだけなので、娘が何を応えても自分だけで納得して終わり。以前はそれでもいちいち聞いて返事をしていたけどこれじゃ会話じゃないだろうと思い、今ではほぼスルーか最後は自己完結だろうなと冷めた思いで最小限な返事をしています。

 

 

毒親との同居のストレスを少しでも減らす方法

毒親との同居でかなり辛いのが自分しか辛さが分からないんですよね。特に私のように独身女性は親との同居の悩みを打ち明けてもまず自立していないとレッテルを貼られ、今まで育ててもらったんだからとか親も高齢で頑固だから仕方ないよとか何故か毒父の方をフォローされてしまいます

 

あまりにストレスで大変なので少しでも分かってもらいたくて話していたんですが、だんだんああ、所詮他人事だよね…と冷めてしまい同居の辛さは誰にも話さなくなりました。一人暮らしなどしていない自分が悪いとずっと責め続けていましたが、毒父のあまりの無法ぶりに親だからってこんな親にへこへこすることないよな…と更に冷め、誰にも分かってもらえないならせめて少しでもストレスを減らす為に次のように心がけるようにしました。

 

毒親とは極力関わらず自分の心の安定を最優先に

毒親に限らず嫌いな人や苦手な人とは距離を置くことが1番の対策なんですよね。今までは一応こんなんでも親なんだからと色々素直に聞いたり、たまにしょんぼりしている毒父に同情して一応一緒に居るようにするかなと距離を近くしていたんですがそんなことをしてメンタルが持つわけなく(苦笑)1か月位で降参しました。

 

大嫌いな毒父でも自室に戻り、姿や声を意識しない位になると結構気持ちが落ち着くんですよね。だからとりあえず居間で数時間ほど一緒にはいるけど(会話はなし)、存在そのものが嫌いな毒父なので時間がある程度たつとどうしてもストレスがたまるので、ストレスMAXになる前に自室へ避難します。

 

そして毒父が外出すると居間に戻ります。いわば2交代制のように暮らしていますね。本当はテレビドラマのように幸せな家族生活をしてみたかったけど、さすがに40年以上も変わらないならもう希望は持たなくなりいかに自分をケアするかにかけてます。

 

 

毒親とは会話は最低限にして距離を置く

話が全く通じませんからね…。話はお互いの疎通があってこそなので、自己完結では意味ないです。だから極力話はしないようにしています。以前はそれなりに雑談をしていましたが、大体聞いていないか、不愉快か、とんちんかんな答えかなので、どれをとってもストレスがたまってしまうので。

 

ただ、生活していると一応連絡事項がある時がありますからね。どうしても話さなければいけない内容は手短にかつ耳が遠い高齢者なのでゆっくりと話すようにしています

 

 

頼まれごとは少しだけ引き受けて後は自分でやってもらう

毒父は外出する服装まで整えていた母親の影響をしっかり受けていますからね。母が亡くなった後は服装は流石に頼まないけど色々なことを頼んできました。だけど私は奥さんではないし、自分の面倒で手いっぱい、ましては毒父の為に何で時間と精神力を削らなくてはいけないのかと思い、断るようにしました1度引き受けると当然のようにずっと頼んできますからね。

 

でも断った後に機嫌が悪くなっても面倒くさいのでどうしてもやりたくないこと以外には少しだけ引き受けるようにしています。

 

例えば駐車場料金の手続き。私が車に乗っている訳ではないので本来は毒父がやらなければいけない手続ですからね。でもいきなり自分1人では手続きするのは無理だろうから、駐車場料金をおろして渡すところまでやります。だけどそれをコンビニなどに支払うのは自分でやってもらうようにしました。

 

渡す時には「駐車場料金をおろしたからコンビニの支払いは自分で行って。どこのコンビニでも出来るから」と言って渡すようにしています。お金だけだとなんの料金か分からないから危険ですし、自分がここまでやったということを強調することがポイントです。

 

 

まとめ

毒父との同居のストレス原因を紹介しました。毒親と同居されてる方は結構共感出来ることがあるのではないでしょうか。また親子神聖の概念が強い日本では毒親と同居の苦労はほとんどわかってもらえないことが多いです。特に独身女性は当たり前のように否定してきますからね。すっかり感動の家族ものとかも大嫌いになってしまいました(^_^.)。

 

毒父との同居を経て毒親は何年たっても毒親であることと、毒親に対してはとにかく距離を置くことが大切であることが身に染みました。今回の記事が毒親との同居で悩んでいる人に参考になれたら幸いです。

 

 

毒親うんざり
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