今日新聞でこのコロナ禍の中でまさか悠長に少子化問題が取り上げられるとは思わなかった私は心底驚きました。出生率が1.3まで落ち込んだので1.8への目標に手当の引き上げを論じるとしれっと掲載。怒りを通り越して失望一直線です。

未だに少子化が問題だ~大変だ~の大合唱で、少子化の原因がずれているのに気づかない姿が情けない。もう平成過ぎて令和なのに未だに昭和の子供を産んで育てることこそ幸せ観が全くぶれない姿勢があきれ果てます。他の変えてはいけない案件はブレまくるのに、見直さなければいけない案件ばかりがブレずにそのままと見事に真逆へ進んでいます。
少子化問題もコロナ対策も年金問題も雇用問題も全ての問題が老害の考えの議員たちばかりで、少なくとも上の人たちが総入れ替えして今の問題を真剣に見据えないと他の国に吸収されるまでもなく滅亡の一途だなと思います。
以前も少子化問題について書き重複点もあると思いますが、今回も自分が考える少子化問題の根本的な原因を書いていきます。
※怒り100%なので全体に暴言が多い(特に主婦や子育て世帯の方には毒舌な部分)と思いますのでご注意ください。
引用元:HeidelbergerinによるPixabayからの画像
元々狭い日本に人が多すぎるから減少位で丁度いい
日本はとても狭い国の割に人が多すぎると思います。厳密に割合計算はしたことがないので完全に感覚ですが、日本国内で余程の場所でない限り誰かしらに会うほどと思います。
出生グラフを見ると私の生まれ年後くらいから徐々に減少しているので、確かに私が学生のころと姪っ子の今を比べると桁違いに高校のクラス数の違いに驚きます。ですが元々比べる元の年代が多すぎるだけで今の状態こそが正常なのではと。
私の親兄弟世代は5人以上が普通、私の代から2、3人が平均と思いますが、今の高齢者と高齢者ジュニアの数が多い世代だからこそ少ないことに驚くだけで、むしろその世代が産みすぎ多すぎたから今の高齢化問題になっているのではと思います満員電車で既にぎゅうぎゅうなのにシルバーからは切符代をとれないから利益を上げる為に、若い乗客を詰め込むようなものですよ。
これだけ少子化を叫ぶ理由は国の滅亡を防ぐ為と借金を返す奴隷を生む為でしょうが、自分たちの失策は全く認めずに全部中高年以下の世代に全て押し付けて、よく少子化少子化とバカの一つ覚えで連呼できるものだと思います。さすが毒親気質が政治をやっているだけのことはあり大変不愉快です。
毒親気質の政治記事についてはこちらです。


明らかに日本は安心して産んで育てる環境ではない
今の日本の状況を見ても少子化と叫んでいる政治家たちは正直狂っているか真性のバカと思います。どう見たってこれから更に日本は過酷な状況になると分かるのに出産したいと思える訳がないでしょう。もっと言うとこんな国に産み落としたくないですよ、子どもが可哀想すぎます。
今までも保育所問題、育休問題山積みで、金出すから産んで育てろと金をばらまいて解決のように手当を渡して多くの独身者の反感を静かに買ってまでしてさえも出生率が下がっていると言うことは、育てる環境が悪いということ、特に女性からのNG判断にどうして気づかないのか。金出せばいい考え方がモラハラパワハラ気質全開で嫌悪感強いです。
独身者の私でも今もこれからも産んでから特に過酷な環境なのは明らかですよ。家に居て育児に専念できる特権階級ならまだしも、多くは男性の仕事さえも不安定の中、女性も働きに行くことが必須なのに職場争奪戦は更に激化するでしょう。
保育所も安定数ではないだろうし、当然子供最優先なので職場も採用を躊躇います。ようやく仕事に就けたとしても子供の体調によりその都度仕事を調節しなければいけませんし正直周りへの印象は良くないでしょう。
出産は産むだけではなく育てるのに大変な苦労を背負うことと、背負ってまで産み育てたいと思わない女性が多いのは、今の日本が子育てに合った環境ではないからです。いくら求人を出しても応募者が来ない企業と同じで企業に全く魅力がないからですよ。高齢者がずっと権力を握りワンマン、下は右に倣えの大合唱で反対意見は即排除の会社に誰が安心できる訳がないでしょう。
結婚に魅力を感じない女性が増えている
少子化問題と言うと結婚出産しないのは経済的に余裕がないからだの結論になることが不思議で仕方ないです。勿論お金がないからも大きいでしょう。子供一人にお金はとてもかかりますし、親はともかくそれで苦労する子供が可哀想すぎます。だから金銭的面を考えて断念した方たちは賢明とも思います。勿論お金がなくてもちゃんと子育てしている親も、お金はあるのに酷い親は沢山居ますがまずやはりお金です。
ですがお金以前にもっと重要な前提があると思います。それは結婚自体に興味がない、したくない女性が多いことです。元々結婚出産は個人の自由の筈なのに、国から女性の幸せのように押し付けられて皆が結婚出産したいはずだと決めつけている姿勢が恐ろしいし、性欲丸だしな感じで更に気持ち悪いです。
沢山のことを見据えて結婚も出産もしないことを選択した女性も沢山居るはずなのに、独身の選択を頭から否定することに全く納得できないです。と言うか男性の全てとは言いませんし声高に女性を主張する方も苦手だけどあえて言います。男性は女性より体のハンデが少ない、明らかに男性の方が優遇な仕事体制の中で女性を借り出してまでもずっと不景気なのは男性が無能すぎなのではと…。
女性のハンデについての記事はこちらです。

出産は女性ばかりが大変な上に他のことも全部押し付けられている
おそらく少子化と叫んでいる人達は特に老害議員が多いと思いますが、女性の体は男性と違い出産できる体だけに毎日のようになにかしらの不調があるんですよ。月1の生理痛だけでも1週間近くでそれ前後には予兆として心身ともに不調があるので、多くの女性が毎月2週間は不調です。男性には絶対に分からないでしょうし個人差はありますが多くの女性が相当な激痛を伴います。
しかも生理は女性である以上10代から問答無用で始まり50年近く必須の症状です。通院してもそう簡単には痛みがおさまらないことが殆どですし、薬を飲めや病院に行けと言う問題ではないんですよ。
出産に関して私は未経験ですがただ産むだけではないことくらいは当然想像できます。出産は出産する前から食欲不振、つわり、陣痛など様々な不調があり、更に出産時には相当な激痛で命を懸けて産みます。女性だけなんですよ、出産に関して痛みを伴うのは。
出産後も育児は女性、お金が足りなければ働くのも(補助としても)女性、育児も女性、子育て終わったとしても今度は老親の介護も基本的に女性…。全部女性が主です。人間は生きるだけでもとてつもなくハードなのに、これだけのことを全てやれと言うのはどれだけハイスペックを求めているのか。しかも求める方は大体が低スペックで、少なくとも女性への想像力や気配りは全くありません。
大盤振る舞いもほどほどにしないと毒親ばかりになる
毒親育ちの私から既婚者への偏見になってしまうのですが、親としての責任を持って出産に望んでいる女性がどれだけいるのでしょうか。個人的に毒(バカ)親が増えているような気がします。
子供は幸せの象徴❤きっといい子に育つ❤と自信満々だったり、出産後は泣き止まないから~、言うことを聞かないから~と躾を称して虐待や育児放棄、子どもを自分の支配物として接したり…。親だからって無条件に子供に何でも許される訳がありません。逆に子供からすると自分たちが勝手に産みたいだけで生み出されてしまったんですから、親にそんなに威張られる筋合いないです。
保育所がなくて大変なのも分かりますが保育所がない場合とかを考えていなかったのかなと。育児が大変だから費用の補償をと言う人たちは子育てがタダで出来ると思っていたのかなと正直思ってしまいます。
それに既婚者の方は怒るかもしれませんが、何かにつけてずっと子育て優遇され独身者は明らかに差別をされてきたので、独身の私からすると独身者が既婚者(子育て主婦)にいい印象を持たないのは当然です。ましてや独身税をつけろの意見もあると聞いた時には…(怒)。
多くの既婚者へ持つ印象についての記事はこちらです。

既婚者全てを否定している訳でも独身者全てを肯定している訳ではないです。ですが自分たちで好きで産んだ子育て世帯には世間から称賛の嵐で、独身を選んだ人たちには搾取や蔑みばかりとはあまりに酷すぎるのではと少子化問題を聞く度に強く思います。
子供が少ないならではのシステムに変えればいいだけのこと
子供が少ないなら子どもが少なくても成り立つ生活システムに変えることを考えればいいだけなんですよ。高齢者の数が多いのは明らかだから、例えば本人に意識がないのに続ける延命治療や介護が必要な高齢者には希望により安楽死を選択するようにする。
更に高齢ではなくても生をもう十分まっとうしたと思える人にも希望により安楽死選択を与える。これだけで生きたい人たちは生きて、生きたくない人達や生きることに満足した人、生きるのに周りの負担が大きい人達の数が減ります。
好きで介護職に就いている方達もいると思いますが、基本介護(職)は社会の犠牲者と思っています、ケアラーとカタカナでお洒落目にごまかしても。介護をしていくうちに介護者の心身はどんどん減っていきます。介護される方も介護を望んでいる方達ばかりではないだろうし、子供の数が少ないならなおさらです。無意味に性善説を唱えて皆を生きさせるのではなく、生きたい人たちだけ生きられる社会へ思い切って変えるべきではと。
あとは前からAI化や自動化が勧められているように人の代わりの働き手、代わりに人ならではの仕事は増やすなどよく吟味し、機械一色ではなくバランスを取りながら職種も整理していけばいいと思います。
以前書いた少子化問題についての記事はこちらです。

まとめ
少子化は子供が少ないのではなく高齢者が多すぎるんです。高齢者や世間の反発が多くて誰もリアルでは言えませんが。今のままでは1人につき5人以上は産まないとバランスとれない位ではないかと…。
それにしても少子化問題が言われる度に一応女性の身としては全否定をされて非常に不愉快です。すみませんね~結婚も出産もしていないし働いていないしのトリプルで社会の為に全くなっていなくて(投げやり)。今まで会った既婚者の殆どから独身マウントされてきたからもありますが、自分たちが好きで結婚も出産もした人たちを無条件で優遇する姿勢はどうにも納得いかないです。
昭和が未だに絶賛されることが多いですがたまたま好景気の時期が長かっただけで、その時の古い因習の殆どが今にそぐわないどころか不愉快な内容が多く昭和害も多い気がします。
ひとつが結婚出産は女の幸せの固定観念で、次に子は親を尊敬するもの等の家族信仰。そして働かざる者は食うべからずの仕事こそ人生のような戦争時のような観念。これらが未だに大合唱なんですよね…。漫画や小説でも幸せの結末は結婚出産が多いし。結婚出産も興味なし、毒親を尊敬なんてみじんもない、働く為に生きたくないというか生きられない私には生き辛い訳です。
コロナ禍も他のことでもですが同じことをずーーっと叫んでいるだけなんですよね。子供が少ない→少なければ産んでもらうしかない→その為にはお金を配るぞーみたいな。
子供が多い事前提に作ったシステムが今も通用する訳ないでしょう。なんで子供が少ないなら子供が少ないならではのシステムを考えようとしないのか、そしてあれだけ多くの議員がいるのに誰も指摘提案しないことに昭和からまるで変わっていない閉鎖的な考え方を痛感し改めて失望しました。