働きたくないで検索したら沢山のブログやサイトが出てきました。そんな中でも必ずある、ニートや無職叩き、過激なのは言葉を見るだけで反吐が出る位の意見もあります。
リアルで言ったら100%お説教される言葉の働きたくない。でもそう思うのは当然と思います。ブラック企業が横行、パワハラ者たちが権力を握る会社、使い捨て人材、突然解雇される恐れが常に付きまとう…。少し前まで非正規雇用で休職期間を置きながらも自分なりに働き、会社勤めに迷わなかった私が働きたくないと強く思い転職活動をまるでしなくなって1年がたちました。
ここでは、全く働きたくなくなってしまった理由と会社に行かないで働く方法(模索中)を書いていきます。
引用元:Dimitris VetsikasによるPixabayからの画像
働きたくなくなってしまった理由
少し前までは普通に会社勤めをしてなんとか月ごとの給料をもらって保険も入って少しでも年金をもらいたい…そんなプライドと小さな願いだけで転職活動に1年ほど専念していました。で、ある日ぽっきり心が折れてしまったんですよね…働きたくない!と。求人広告を見かけるだけで吐き気がする位になってしまいました。そこまで思ってしまった理由を書いていきますね。
転職活動が大変すぎる
週1回の新聞と共に入ってくる求人広告を日曜日に探し、毎日ネットで求人検索、2週間に1回くらいはハローワークと私なりに転職活動を続けていました。30代最後で正社員になれる最後のチャンスと信じていましたからね。
ですが日本ではもう長くても35歳くらいまでなんですよ、大体の会社の正社員雇用は。いくら何歳でも働けるようにと掲げても結局は若い人をとります。だから求人広告で35歳までの年齢制限が圧倒的に多い状況、やっと面接に行けても履歴書で確認しているはずなのに逐一年齢に突っ込む等の若手至上主義に失望したんですよね…。
また履歴書を書く段階で(自分のやってきた結果だから仕方ないんですが)非正規雇用のずらりと並んだ職歴に自分でうんざり…正直に書かなければいけないのでごく短期間以外は全部書いたら当然その都度辞めた理由をツッコまれ、仕方がないのは承知だけどそれでも自分なりにやってきたのに自分の今までの人生を否定されてそれもショックでした。
そもそも地元は田舎なので求人そのものが桁違いに少ないです。しかも車必須のところばかり。なので応募できる先が1週間に1件あれば御の字なので、求人先がないだけでモチベーションが下がりため息をつくばかりでした。
前職のトラウマが強すぎてどこもやっていける気がしない
実は1件だけ中小企業で受かったところがありました。ダメもとで受けて受かったらいいなと思える位の真面目で実直そうな企業でした。だから内定が取れた時は初めての正社員雇用で、しかも40歳目前の不利な時でだったのでとても嬉しかったです。
でも断りました。
何故かというと働く自信と気力が落ちまくっていたからです。面接まではまだいいんです。なんとか電話して、準備して、受け答えをして工場見学まではできます。
でも働くとなると当然そこで仕事をすることになります。仕事することを考える度に前職までの人間関係のトラウマがどうしても蘇ってきてしまい怖くなってしまったんです。
断る時には嘘も方便で他のところに決まりましたであっさりできたし、入社前に断ったので会社には何も迷惑はかけていないところが救いです。ですが電話を切った後にブラックでもなさそうな企業ですら働く前に断ってしまった…自分はもうどこも働けないと言う絶望感で一杯でした。
どこも崩壊寸前の会社ばかりで安心安全のメリットがない
幼少時から人見知りで内気と言うコミュ症全開でしたが、それでも全く転職活動ができないほどではなかったんですよね。嫌ではあったけど働かないとな…という一念で私なりに頑張ってきました。でももう働くこと自体の決定的な絶望感は会社勤めのメリットが全く感じられなくなってしまったんですよね。
会社勤めの利点は一応安心安定の待遇でした。私の場合独身貧乏なのでせめて社保完で月収は低いながらもとりあえず生活の足しくらいに何とかもらいたい…。
そう思って会社を選んでいたんですけど、厚生年金もこれからどうなるか分からない、健康保険もどんどん上がって国民健康保険とそう変わらない、雇用保険も失業時に貰える保険だけど本当に微々たる額でその割に手間がかかる、労災保険は内勤なのでほぼ必要なし…。あまりメリットないんですよね…。
それでも我慢したとしても不景気なのでいつクビになるか分からない。恋愛に例えるといつ振られるか分からない彼氏に尽くすようなもの。そこで一気に虚しくなってしまったんですよ、仕事って自分の人生や心身を引き替えにするほどのことかなぁと。
会社勤めをしない生き方を考えてやっていく
働いたら負けだ!という言葉懐かしいですね。なんて駄目なことを言うんだと叩かれた時もありましたが、こんな世の中では結構真実かもしれません。もっと言うと働く位なら生きていたくないですからね…。いつ逝ってもいいんですが何もしない毎日を送るのは正直精神的にも結構来ます。体力も落ちるし罪悪感も半端ない…。でも会社勤めはもう無理。
なのでせめて会社へ行かないで働くことができればとネットでも色々調べた結果、WEBライターで日々働いています。働いていると言っても小遣いも稼いでいませんが、とりあえずはPCに向かい仕事をしていますし、少しでもお金にしているのは事実です。それにライティングにより理解力と読解力、文章力を低空飛行ですが学んでいるのも確かなので。
最高な点がやはり人間関係がないことですね。勿論人を通しての仕事なので、文章でのやりとりはあるので厳密には皆無ではないですが、それでも会社へ行かなくてていい、人と対面しなくていいのはとても気持ちが楽です。
補償も何もないし、月収もアルバイトの方が余程稼げますがそれでも一つの新たな働き方として現代ならではの働き方ではないかなと思います。働きたくないけど在宅でできるならちょっと興味がある人は在宅ワークを試してみてはいかがでしょうか。
参考サイト:在宅ワークの職種が色々掲載されています。登録も簡単で無料で利用できるのでよろしければご覧ください♪

まとめ
今まで当たり前のように思っていた会社通勤は改めて思うと地獄ですよね。1日8時間週5日労働…それだけ働いても生活の安心安全は保障されるわけでもなく職場によっては人間関係などでボロボロ。
転職活動も崩れつつあるレールでも1度外れるとずっとレッテルを張られる採用基準。採用に有利な若手たちでさえ地獄と言っている日本は、本気で終わりではないかなと思っています。
家に居て何もしていない時より、WEBライティングをしてからは家にいる罪悪感が少し小さくなりました。会社に行かないことで早起きをしなくてもいい、何より人間関係の煩わしさから解放されているのが1番の利点です。
人間関係や働くこと自体に嫌気がさしている人はWEBライティング以外にも在宅ワークの道は色々あるので、調べてみるといいかもしれませんよ。