先生への不信感は小学校から始まった

うんざり
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ハードモードの人生の方は学生時代にいじめを受けていた経験をされた方が多いと思っています。青春を謳歌する、楽しさ一杯の筈の学生時代が地獄だと後々の人生に本当に大きい悪影響をこれでもかと言う位与えますからね。未だに苛めは加害者寄りで被害者が悪い風潮があることに心底腹が立ちます。

 

私は中高と暗い学生時代を過ごしましたが、暗黒時代の幕開けはもう小学校時代に始まっていました。ハズレ教師にあたってしまったからです。

 

小学校は教科担任がなく基本的に学校にいる間の殆ど全てを担任と過ごすので、担任の良し悪しでほぼ学校生活が決まると思います。幸い1、2年のT先生と4年のA先生は生徒に親身になってくれる良い先生でしたが、3年と5、6年の担任は思いっきりハズレでした。もう何年も経っていますが顔と印象はしっかり残っています(嫌なことばかり覚えている記憶力が恨めしい)。

 

今回は小学校で大嫌いだった先生のことと先生不審になった出来事を書いていきます。

 

引用元:Jacques GAIMARDによるPixabayからの画像

 

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3年の担任は暴力教師でとにかく怖かった

K先生は男性の50代くらい、小柄ですが色黒で目つきが鋭いハゲの外見から、普通にしていても怖い教師でした。しかもぶっきらぼうな大声なので声を聞いただけですくみ上ってしまうほどですが、特に辛かったのが机を蹴飛ばしたり正座を強要したりしたことです。

 

クラスで騒いでいた生徒を見つけたり、忘れ物が多かったりクラスの平均点が悪い時は怒鳴りながら机を蹴飛ばし、クラス全員に正座をさせました。クラス中は一気に静まり返り軍隊の様でしたよ…。

 

今なら問題になると思いますが当時は精神論最大の時代なので、おそらく訴えても効果はなかったでしょうし、訴えた後が怖いですからね。生徒から親へも話はいかなかったと思います。個人に直接に怒られたことは幸いなかったですが、いつ怒りが爆発するかと始終気が休まることなかったので、4年で担任が変わった時は心底ほっとしました。

 

 

訴えを信じず無実の罪をきせた6年時の担任

5と6年は2年間K先生が担任でした。Kと言っても3年時とは違う人です(そういえばどちらも頭文字Kか…)。ゴリラのような外見で(ゴリラに失礼)40代か、50代のおじさんでした(年齢良く分からなかった)。

 

この先生には直感で第一印象から良くなかったのですが、決定的に嫌いになったのは犯人扱いされたことです。

 

図画工作で粘土細工の授業があったのですが、粘土細工を教室の後ろの棚の上に置きっぱなしにした子がいました。新聞紙の上に使いかけの粘土細工が置いてある状態です。K先生は置きっぱなしを許さないタイプなので見つけた途端に激怒し、誰が置いていったのかを突き止めるまで追求する勢いでした。

 

昨日の放課後のことでも皆置物に注目はしてないから当然うろ覚えです。ですが私が残っていたと誰かが先生に告げました(その子の顔も名前も覚えていません)。

 

確かに私は昨日残って粘土細工の続きをしていましたが、ちゃんと粘土細工は持って帰りました。先生に怒られたくなかったですし。ですが主張しても先生は聞き遂げず逆に嘘をついているんだろうと断言。周りの子も確実ではないはずなのに、さっさと認めればいいのに視線。

 

結局私が犯人と言うことになり、数分の公開処刑でも耐えられず自分で認めて謝ってしまいました。先生も満足し粘土細工の件は終わりましたが、先生に信じてもらえなかったこととクラスの子も共犯と言うことでこの時点でかなり人間不信が始まってしまい、それまでは結構楽しかった図画工作の授業も嫌いになってしまいました。

 

未だに犯人は分かりませんし、先生もクラスの子も出来事自体覚えていないでしょうけど、30年近くたった今でも当時の屈辱は決して忘れません。

 

高校の暗黒時代の記事はこちらです。

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学生時の親への不信感の記事はこちらです。

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社会人になっても続く心の傷についての記事はこちらです。

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まとめ

小学校4年までは3年の時に担任がしんどかったものの個人のいじめはなかったのでそれなりにマシだったのでやはり5、6年が1番辛かったです。小学校の高学年時は一般的に楽しい筈なのに最悪の2年間でした。早く卒業したかったので卒業時には本当嬉しかったですが、残念ですが中学高校と更に6年間暗黒時代を過ごすことになってしまいました。

 

30年以上経った今でこそ詳細な記憶はおぼろげですが今でも心に負った傷は疼きますし、子供の楽しそうな様子とかをリアルでもテレビでも見ると辛いです。粘土を見ただけでもフラッシュバックします。だから苛め等に悩んで学校に行きたくない子供の気持ちは嫌と言うほど想像できます。学校なんて本当本人が行きたくなければ通信とかの選択制にしてもいいと思うんですけどね。

 

あるブログ記事に散々加害者側に加担していた担任が、今は校長を勤めてHPでは耳心地の良い言葉を連ねているとありました。現実はこんなもんです。志や誠実な人ほど狂人に病まされて、狂人はのうのうと権力の座に収まってしまいます。当時の被害者側が告発したら痛快ですが、当事者にとっては当時のことなんて思い出したくもないでしょう。

 

因みに小学校時のどちらの先生も印象と出来事両方とも親には言っていません。苦痛を訴えて一緒に怒ってくれるならともかく、きっと毒父にはスルーされ、毒母にはそんなことをされるの?とまるで私が悪いように憐みの眼で終わったでしょうから。だから小学校時代は普通に過ごしたと思っているでしょう。

 

うんざり世の中
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