政治の腐敗は選んだ国民の所為という意見に反論します

うんざり
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参議院選挙が終わって1週間以上が経ちました。予想通り現政権の圧勝。現政権大嫌いな私には不愉快かつやっぱりな…という思いです。それに残念ながら一票を入れた党は議席取れず…まぁ予想はしていましたが。なんであんなに現政権が人気があるのか全く分かりません。この国は富裕層しかいないんでしょうか。

 

新聞を購読しているのですが投書欄で選挙についての投書の中に、必ず政治家を選んだ国民の責任が出てくるのですが、その度にえ…全部国民の責任?と疑問に思えてならないので、選挙に参加しているのでおおっぴらに言えますからね。疑問に思った理由を記載していきます。

 

引用元: サンサンさんによる写真ACからの写真

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腐敗している政治家本人が1番悪い

政治の腐敗を政治家を選んだ国民の全責任というのはおかしくないですか?今の政治家の殆どが失言や暴言を始め、当選してから分かるような酷い資質ばかりです。その事件後に立候補した政治家ならともかく、選挙時にそんなことが分かる訳ないじゃないですか。コナンや金田一じゃあるまいし(苦笑)。

 

選ぶ国民が悪いと言うなら当選した政治家は何をやってもいいということになりませんか。その結果が、当選した途端に国民の審判が下されたとか国民の皆さんの支持を得たとか、まるで全国民が賛成したかのようにふるまう勘違い全開の政治家が多くなっていると思うんですよね。

 

結婚でたとえると結婚後に暴力的になった旦那様。暴力をふるう旦那様ではなく、その旦那様の資質を見抜けなかった奥さんが悪いということになりますよね。おかしいですよね~?

こんな理屈でいいなら余計にあんなにずらりと数だけの政治家はいらないはずなのに、逆に増えている所がイライラします。

 

こんなにやりたい放題の政治家に甘い国民はそうはいないと思います。まぁ、こういう国民が悪いという意見は大体高齢者の方が多いですけどね。

 

 

 

勿論政治家を選ぶ権利を放棄して棄権して平気な国民も悪い

近年は選挙後の投票率がとても悪いですよね。半分も行っていない…。選挙を棄権しているのに現政権や生活に文句を言い、あろうことか政治家にではなく他の弱い人たちをマウントしまくる国民は確かに責任があります。

 

選ぶ政治家がいないとか行っても変わらないとか。まぁ…気持ちは分かりますよ。20年以上も選挙行っていますがこの人!という政治家がいたことがありませんし、行って変わったのはあの民主党の政権交代1回っきりですから。

腐敗した政治を見ると選挙へ行ったら国が良くなる!と思えるほど一途ではありませんし。

 

だけどここで行かなかったら余計にあの政治家たちをのさばらせるんですよ。

見て下さいよ、あのバカにしきった態度の政治家たち。

 

どうせ国民の多くは馬鹿だから暴言や失敗をしても何を言わないからな~、投票する高齢者に人気が出る政策をしておけばいいや、後の借金は次世代に任せるかとなめきっているんですよ。悔しくないですか?私はすごーーく悔しいです。ふざけんな!

 

皆が納めた税金を愚策に費やし、暴言を繰り返し、あろうことかその失敗を全部国民に押し付ける…。

結婚で例えると暴君の旦那に何も言わずに黙って従っている大人し~い、暴君にとってはまさに都合のいい奴隷的な奥さんですよ。

 

これでは暴君はますます付け上がります。

暴君を黙らせるにはただ一つ。声を上げて少しでも恐怖というか言ってみればいちいち反論するような面倒くさい国民にならないといけないんですよ。

 

それにはデモとかもありますがこれはいかんせん参加する為のエネルギーが大きすぎです。その点選挙なら無料で出来るし、行って候補者の名前を書くだけですから。

政治や暮らしに不満がある人ほど行かなくてはいけないんですよ。

 

逆に選挙に行かなかった人は絶対に政治や暮らしに不満を言わないでくださいね。政治に満足している証拠ですから。ましてや弱い立場の人の象徴でもある引きこもり、生活保護者、障がい者、無職の人たちを叩きまくるなど言語道断です。醜すぎるし不愉快ですから。

 

勿論選挙に行く人たちが全て善人などとは言いませんが、こういう糾弾する相手を間違えている人達の殆どは選挙に行っていないことが多いです。

 

 

 

一部の政党ばかり注目するマスコミも悪い

政治がつまらないのがある意味当然ではありますが、なんというか…マスコミにも責任があり、ニュースを見ても同じようなことしかやらないんくてうんざりなんですよね。

 

その一つに現政権や大きい党や大きな事しか取り上げないから。選挙前のそれぞれの党のインタビューとかも同じ党ばかりで正直わざわざ出てこなくても見飽きてる人たちばかり。新鮮味がなくああ、またこの人たちか…とうんざりなんですよ。

 

それより折角小さい党や会が多く出馬していたんだから、そういう所に時間を割いて報道してほしかったんですよね。

だから選挙報道を見て決める有権者がいたら、マスコミの予測報道を参考にする為に結局大きい党ばかりの争いになりいつも同じ結果…。同じ展開のドラマをず~~っと放映しているようなものです。これでは視聴者も離れて視聴率も下がりますよね。

 

予測報道もしかり。あんなに現政権圧勝とかのものばかりでは選挙へ行く意欲薄れてしまうのも分かるんですよね。全部予測しなくていいとまでは言いませんが、予測と言うよりそれぞれの党の主張を詳細に報道してほしい。

 

なので選挙をつまらなくしている原因はマスコミの偏った報道にもしっかり原因はあると思います。テレビもこぞって同じようなニュースばかりだし、いっその事チャンネル1個か2個くらいでいいんじゃないと割と本気で思います。それぞれの局の特色が全くないですからね。

 

 

 

白紙投票ではなくましな候補者の名前を書くようにしよう

今まで殆ど白紙投票してきていたんですが、ここにきて白紙投票は現政権に賛成という意味があるということを知って今更愕然…。ええ…折角選挙へ行っていたのに。

因みに投票率には影響があるみたいです。

 

白紙投票の理由はただ単純に票を入れたい候補者や党がなかったから。どの党も主張が自分の望む事とずれまくりで、おおっと思えるような政策が1個でもあればいい位でした。

だから誰にも入れられません。という意味で何も書かずに白紙にしていたのに…現政権に協力してしまっていたとは…。

 

なので今回は白紙=現政権維持という意味を知る前にちゃんと党名や候補者名を記入していましたが、今度からもきちんと記名しようと思います。

いや、誰も入れる人や党がいないという方は絶対入れたくない人以外でまだましかな…自分の主張に少しだけ近いなと思えるような人に入れる戦略的な批判票をすると良いようですよ。

 

なにやら名前がかっこいいですが、嫌いな人を落とす為にその人以外で入れてもいいかなと思える、まだましな人の名前を書けばいいということですね。

まぁ…消去法ですかね…一気に淡々なイメージに。

 

 

 

まとめ

腐敗しきっている政治の原因は国民の責任という意見に反論しました。厳密にいうと国民だけの責任ではなく、元凶の政治家、選んだもしくは棄権した国民、偏った内容ばかりのマスコミそれぞれに責任があると思うんですよね。

 

それぞれが責任を持ってやるべきことをやらなくてはいけないんですが、1番変わらなくてはいけない政治家が変わることはまず無理ですよね、残念なことに。

 

やはり棄権した国民が選挙に行くようにするか、ちゃんとどの党や会にもスポットを当てるように報道や番組を作って無関心な国民にマスコミがちゃんと興味を沸かせるようにするしかないと思いました。

 

何よりふんぞり返って好き放題の政治家たちが慌てふためいたり、本気で落ち込む姿を見たいんですよね。その為には選挙で落とすしかないので国を変える為や応援する為とか綺麗な理由ではなく、面倒くさくても何でも、嫌いで不愉快な政治家を落とす為に投票しに行きましょうね。

 

 

 

 

うんざり世の中
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