手作り料理が良いとは限らない

うんざり
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最近家の料理の話題が挙がったみたいで、少し前はポテトサラダ、最近は冷凍餃子が主題だったんですね。

 

詳しくは分かりませんが、ポテトサラダはスーパーでポテトサラダを買おうとした主婦に「母親ならポテトサラダ位作れ」と言い放って立ち去った高齢者の男性、冷凍餃子は食事に冷凍餃子を出したら「手作りじゃないのか」と旦那さんに文句を言われたようです。(詳しい内容は検索してみてください)

 

どちらも一言で言うと文句を言うなら自分で作れと言う感じですが、なんか手作りが最高と思っている人が多いですね。今回は自分の経験を通して、手作り料理について思うことを書いていきます。

 

引用元:RitaEによるPixabayからの画像

 

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イライラしながら作られても嬉しくない

毒母は家事の中でも料理が1番嫌いと言いながらも朝昼晩と作ってくれました。確かに1人分でも面倒くさい作業を家族分毎日用意する上に、料理は作るだけではなく買い物から後片付けまで入るから、食べるのはごくわずかな時間なのに食事前後の手間が圧倒的に大変なのも分かります。

 

ですが文句を言いイライラしながら作られても、いくら手作りでも嬉しくなかったです。夕飯を作る時間付近になるとイライラしだし、料理が失敗した時は期限が即悪くなるし、味も量も毒父に合わせてボリューム大きいから10代の自分でも満腹を我慢しながら食べていた事もありました。これなら出来合いのものが多くても雰囲気が楽な方が余程良いです。

 

家での食事の記事はこちらです。

家での食事も苦痛だった
毎日料理するのは本当面倒くさいですよね。手抜きが多いとかいちいち文句をつける人も居るらしいですが、じゃぁあんた買い物から後片付けまでやってみろよと言いたいです。やる側になってみないと絶対に面倒くささは分かりませんよ。

 

もう少し手伝えば良かったなと思う時もありますが、毒母の場合文句を言いながらも誰かが台所に入ってくるのも嫌みたいでした。

 

作ろうとしても断られることが多く、数回作った時も出来上がりの料理は私だと毒母より薄めの味付けなので(毒母は凄く醤油と砂糖を使います)気に入らないらしく、結局後から毒母も追加で作ることもあったのでこれじゃ却って不効率だよなぁと面倒になり数回のみでした。とりあえず全部作れたのは調理実習の練習時位です。でも調理実習も学校が嫌いで実習を失敗しないようにの強迫観念に駆られてだったから楽しくはなかったですが。

 

 

出された料理に文句を言うなら自分で作ればいい

毒母は料理の腕が独創的で味は正直イマイチの時が多かったけど、文句を言ったことはありません。正確には毒父が先に文句を言うので、いくら毒母相手でも私まで流石に言えません。逆に毒母の料理を褒めなくてはと思ったり、険悪になってしまった雰囲気が早く戻らないかな…と願ったりと緊張が多い家での食事でした。

 

毒父も凄いことを要求しまくりだったんですよ。例えばカレーだと作っている最中から俺はカレーが好きじゃないとか、(毒父にとっては)馴染みない料理(ビーフン等)だと俺の口には合わない、こんなの食べる奴居るのかとか、素麺は水を多めに入れたガラスの食器にゆでた麺を入れて出せとか、何か訳の分からないこだわりを要求していました。

 

おそらく素麺は流し素麺を想像したんだと思うんですが…。家の食事でわざわざ1人だけ別の食器に入れて、しかも普通ゆでた素麺は水をきると思うんですが水の中に入れたままだ出す方法はもしかして食べ方としてあるかもしれないけど、正直折角水をきったのに、また水の中に入れる手間が意味分かりません。言うとおりに出さないで文句を言われる位ならと言うとおりに出していましたが、毒母は手間が増えて凄く嫌がっていました。

 

だから夕飯に限らず出された料理に文句を言う位なら自分で作ればいい。学生の若い時ならまだしも、こういう事を平気で言う人は食事を作る手間とか面倒くささを知らないタイプと思いますから。あとはそんなに美味しい食事が食べたければ料理人と結婚すればいいんです。

 

文句を言うとしても「作ってくれたのに悪いけど」とか切り出すならまだしも、大抵は高圧的ですから余計に火に油をそそるのではないでしょうか。同じ事を言っても言い方は大事だなぁとつくづく思います。言われた奥さんは秘かに離婚の準備をしているかもしれませんね。

 

 

レトルトや冷凍食品、お惣菜は十分美味しい

手作り信仰の人は多いんですよ。確かにテレビや漫画小説などでも家族そろって食卓や、母親が手間暇込めて作りました的な場面が多いですが、今の時代は女性の方が男性より負担が明らかに多いと思います。只でさえ体のつくりが男性より不利なところが多い中で、多くの家事は勿論、仕事も駆り出された挙句に介護まで主に女性ですからね。しかも給料や手当は低いです。

 

いつの時代も大変だったと思いますが、今の時代程女性がやることが多い時代はなかったのではと思います。

 

女性が大変だと思う記事はこちらです。

女性の方が楽でいいなと本気で思っている男性は破局カウントダウン
前記事で人間に生まれたくなかったと書きましたがもっと言うと人間の女性に生まれた時点でハードすぎます。男性になったことはないので偏見も多々あると思いますが、なんだかんだ男社会の日本では女性はハンデが多く男性の都合のいいお相手に扱われてしまうこ...

 

手作り信仰の人はとにかく出来合いやレンチン系を馬鹿にしやすいですが、技術がどんどん進歩して今は格段に美味しいし栄養もある食べ物が多いです。それにどれもそれぞれに開発から試作、製造を経て発売までいろいろな人の苦労が入っている物を小ばかにする態度は単純に失礼です。

 

家で手作りをしてもプロではないんだから栄養の摂取も限界がありますし、手作り信仰に囚われてイライラするなら、極端な話全部出来合いでも落ち着いた雰囲気の方が余程良いのではと思います。

 

 

まとめ

経験談を通して書きましたが手作り信仰の根強い風潮を痛感します。確かに食べること大好きな私も、店で手作りとか書いてあるとより美味しそうな印象を持ちますが、家と外での食事は違います。手作りが大好きな方ならともかく多くの人は時間に追われて義務感で作っていると思うんですよね。それで出された料理に文句を言われてはたまったものではないでしょう。

 

そして家事関係の話題は大抵女性が主だから、以前より家事をする男性が増えたとは言ってもまだまだ家事は女性がやるべきの風潮が多いんでしょうね。家事に限らず〇〇は女性がやるものと決めつけられることが多すぎます。どれだけ求められるんだよと。しかも見返りは基本何もなしですしね。

 

出来合いの商品を出すだけだって選んで買ってきて後片付けもあるから充分大変です。だから相手に言える状態なら「文句を言うなら自分で作れ」と言ってもいいと思います。多分言う方も、言われて自分の言うとおりにしてくれる相手だからこそ言っているんでしょうから。

 

たまには断って自分だって作らない時もあると知ってもらった方がお互いの為でもあります。あまりにも我慢してしまうと本当いつ爆発するか病んでしまうか分かりません。我慢はある程度までで充分、不満や怒りは早いうちに小出ししておいた方が良いと思います。

 

うんざり世の中
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