好きなことが与えるエネルギーは凄い

日常
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私なりに最も頑張った2年間の専門学校時代の記事を前に書きましたが、最も楽しかった時期は専門学校卒業後の5年間の同人活動と断言します。ゲームジャンルの同人誌を出していました。

 

飽きっぽい私が趣味でも5年間続けられたのは創作物を出したいと思うほど好きなゲームにあえたこと等、充実感がいっぱいだったからです。今回は同人活動を経て好きな物の大切さを書いていきたいと思います。

 

引用元:Jill WellingtonによるPixabayからの画像

 

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5年間の同人活動は下手なりに楽しかった

今はお店で売れるんじゃないかと思えるほどのクオリティが高くジャンルが多種多様と思いますが、当時は同人誌や同人便箋が主で凄いサークルでは同人ゲームが少しと言う時代でした。まだ同人便箋が主流な時でしたから時代の流れを感じますね。

 

好きなジャンルにはまり創作意欲が高く夢中だった

元々二次元が好きでしたが読むかゲームをするかの受け身の為自分で何か創作しようと言う気持ちはなかったのですが、当時ドラクエ5に凄くはまっていまして(今でも大好きで特別なゲームです)周回プレイを何回もしたほどですドラクエは想像力をわかせるゲームなので自分なりに色々妄想がしやすいことも大きな特徴でした。

 

ところがドラクエは当時同人ジャンルとしてはとてもマイナーで(FFは物凄い人気だったのですが)更にシリーズ中でドラクエ5に限定するとますますサークル数が減る為、自分が見たい本が少ないと言う不満が。それなら自分で描いちゃえーと言う想いだけでサークル参加をするようになりました

 

人間苦手なのに直接対面販売必須の同人活動をするとは、余程ドラクエ5の熱が高かったということで。

 

 

サークル活動は色々大変なことだらけ

同人活動は本当大変ですよ~。当然原稿を上げなくてはいけないのですが完成までが過酷作業です。上手く話が作れなかったり絵を描けなかったり、気分が乗らない時間が作れないなど様々なハプニングが容赦なく襲います。しかも仕事ではなく趣味だから怠けようと思えば怠けられますから気が緩むとずっと同人誌が出せません。

 

だけど仕事でその精神を発揮しろよと言わんばかりに仕事以上の熱を発揮し、サークル参加時には新刊をほぼ出していました。表紙も水彩絵具で地味に塗っていたので、修正も効かない1回限りのぶっつけ本番作業を毎回していたものと思います。

 

しかも少部数でコピー本の為毎回コンビニでコピーをしていたので、いつも後ろのお客さんの目を気にしていました~緊張するコピーでした。コピーした原稿を手作業で折りホチキスで止めて完成した同人誌はつたなくてもじぃんときました

 

申し込みも特にコミケは何回も住所氏名を書く面倒臭さとサークルカット付きの短冊を綺麗にカッターする緊張感が満載なので、履歴書を書く時よりよほど怖いと評判の申し込みは毎回大変でした。手書きだった申し込みも今ではオンライン申し込みが殆どだそうで…時代の流れを本当痛感します。

 

当時だからこそ出せた同人誌。今同人誌出してと言われても絶対無理ですからね。気力も画力もなし…。先日残っていた同人原稿を見ましたがあまりの下手さに苦笑しこれを喜んで買ってくれた方も居るかと思うと複雑ですが、それでも同人活動をしていて良かったと思います。あ、オフ本を1回くらい出してみたかったですね~。

 

 

コミケと言う独特な祭りの雰囲気はとにかく最高

サークル参加は一般参加より早く入れるし混雑時前の会場はかなり新鮮です。参加時は大混雑の熱気ですが開催中はとにかく楽しいお祭り。その場に居るだけでコミケやイベントならではの熱が感じられます。

 

サークル参加時に自分の本を読んでもらえた時や感想を言ってもらえた時は、照れますがお客さんが天使…と思えて励みになり次作への意欲もわきました。自分がお客の時も好きなサークルの列に並んでいる時はこんなに自分と同じサークルが好きな人がいるんだなと嬉しいし、無事本を買えた時にはものすごく幸せな気持ちになりました。

 

 

好きなことはできるだけ増やしてパワーを蓄えておく

好きな物が与えてくれるエネルギーは本当凄いなと思います。好きな物を考えているだけで幸せになりますし生きる大きな意欲にも繋がりますから。私の場合は主に二次元でしたが好きな物は多いほどいいです。

 

好きな物も永遠に続けばいいですが飽きることもあるでしょう。そんな時に別の好きなものがあれば新たに好きな物へ集中すればいいですし、唯一の1個だけに集中するのは熱が途切れた時を思うと結構冒険ですから。年々好きなことを発見することは難しくなるので、若い時からできるだけ広い範囲で好きな物を増やして拠り所を増やしておくといいと思います。

 

私の場合はドラクエ以外に乙女ゲーにもはまっていたので、ドラクエと並行して乙女ゲージャンル本を出すことで飽きることなく同人活動ができました。

 

 

まとめ

改めて同人活動は本当楽しかったです。元ネタの原作の素晴らしさは勿論、自分で自由に話を膨らませて形にしてそれを他の人に見てもらえる醍醐味がある同人活動は本当素敵だと思います。もう全く同人活動はしていませんが、今は同人をネタの漫画も多いしコミケ後の取材番組等で命を削りながらも好きなことに熱中している方たちを見ると、本当好きなことがあるって凄いし羨ましいです。

 

生きるだけでも過酷な現代では心の拠り所が何よりも必要と思います。人間に求めて恋愛や結婚が一般ですが、人間恐怖症で毒親育ちの私には人間に拠り所を求めるのは結構危険だなと思っています。人はオセロのように一瞬で味方にも敵にもなりますし、拠り所にも重荷にもなりますから。

 

だからできれば対人関係がない好きな物ができると安心できるかなと。漫画やゲーム小説以外に、食べ物などから料理やスポーツ、旅や音楽など、一般的にではなく自分なりに楽しいことをできるだけ沢山作っておくといいですよ。

 

連続して自分が頑張ったことや楽しかったことを書いていきましたが、漫画関係以外では前向きな内容の最後の記事でしょう。他に楽しかったことは思いつかないし(暗い…)。こんな過酷な世の中に産まれてきてしまったからには、凄く難しいけど出来るだけ楽しいことや夢中になれること、ほっとすることを見つけることが大切かなと思います。

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