日常でも職場でも人間関係の悩みはつきものです。私と同じようにどの職場でも人間関係に悩んだ人が多いと思います。色々な職場を経て40代になった今言えることは、職場では人間関係に極力関わらず周りに誰に思われようとも仕事をするだけの場所とくらいまでに割り切った方がダントツに楽と言うことです。
ここでは対人関係に完全にとどめを刺した職場での人間関係失敗談について書いていきたいと思います。
引用元:Philipp KleindienstによるPixabayからの画像
いい人をすると面倒なタイプに好かれやすい
対人関係が辛いタイプの方は仕事中より昼休みの方が更に嫌と思う方が多いかもしれません。仕事の時は一部を除き、私語は基本なしで仕事に集中しなければいけないので対人関係が少ないからです。
自由な時間のはずが逆に苦痛になりやすい昼休みは、他人のどうでもいい話に付き合わなければいけません。私は基本聞き役で雰囲気も良くじっくり聞いてくれそうと言われます。最初は嬉しかったけど今では都合のいい愚痴相手か…としか思えなくなってしまいましたが。
職場では集団での昼休みが苦手で食堂では集団から少し離れた席に一人で昼食をとっていたのですが、そこで話したがりだけど皆に距離を置かれているタイプの人に好かれると言うかターゲットにされてしまいまして…。
毎日毎日その女性の雑談をマンツーマンで30分以上聞くのはかなり苦痛でした。話している間スマホで自分のペットの画像を見せられペットの感想を聞き、自分の子供の愚痴を聞き仕事中のイライラ発散も相手し…昼食時間はかなりストレスがたまり、聞いている間は笑顔を絶やさずに努めるのも大変でした。今思うとそこまで合わせなくてもいいのですが、相手の機嫌を損ねないようにととにかく必死になってしまいましたから。
いい人をすると自分の話は聞いてもらえない
聞き役に徹すると自分の話は軽く流されやすいです。私も色々仕事上の悩みとかあったし聞いてほしい時があったのですが、話した方はスッキリするのかさっさと退散するか、話をきり出しても大丈夫大丈夫~と軽く流されてもやもや感がたまる一方。話しても解決は無いのは分かりつつそれでも聞いてもらいたかったのですが、結局親身に聞いてもらったことはなく自分で何とかすることが多かったです。
いい人をすると面倒事に巻き込まれやすい
聞き役は色々なことを頼まれやすく言われやすいです。痛感したのはパートリーダーを引き受けてしまった時です。リーダーと言うと仕事ができる感があり、複数のパートさんたちのトップと言われて一応職場環境改善等より良くする為のリーダーと言われたけど、結局はパートさん達の愚痴聞き役でした。
パートさんが10人いる部署で元々人とのやりとりが苦手な私でしたが、他のリーダーが年配なのでまた気を使うし、パートさんの愚痴や意見と言っても悪いけど程度が低いものばかり。
挨拶はきちんとした方がいい、公共場所の食堂やトイレをきちんと使うことなど、ベテランパートさんから新人パートさんへの意見が主でしたが正直小学校か…と思えるほどで、注意する方もされる方も。毎回こんな感じなのにミーティングをする時には皆の仕事の時間が空く時間の調整や声かけなども加わり更にストレス増加。
新人パートさんでもかなり自由奔放な人がいて、他部署からも苦情が来るし苦情を聞き伝えるのも地味にストレスが。しかもこんな役回りで手当てが1時間10円の1日80円で、20日間勤務としても1600円…。2時間残業した方が余程楽なことにがっかり。
パートリーダー打診時も1番年数が長いからと強制打診され、当時はとりあえずやってみてできるかもしれないと言う軽い考えから引き受けたからには一応辞めるまで続けました。しかし嫌なタイプの上司や正社員とのやりとり増加、リーダーだからと色々押し付けられてストレスばかりで結局いい経験にはなるどころか病んだだけでした。
人間関係に疲れると仕事に支障が出て病みやすい
対人関係に気を使う方は日常も職場でもかなりハンデだと思います。必ずどの職場にもいるお局様的タイプにターゲットにされやすいし、相手の気分を窺い相手の話に合わせなければいけない等ごく小さな事にも考えすぎてしまい常に緊張状態。
多くのことを考えながらの仕事はミスしやすいので結局仕事も出来なくなってしまい、自信がなくなり劣等感が大きくなります。仕事に集中するとしても周りを気にしだしてしまうと中々頭から離れませんし、人間関係のように漠然としたものは周りに軽く言いにくいです。
その為結局は退職せざるを得なくなります。私はせめてもの反撃の為に書面で上司の上司に渡して辞めた私も、長年のストレスは残り続けるし、次の面接時に退職理由を人間関係で辞めたと言うとかなり印象が悪いです。正直退職理由の多くは人間関係の方が多いと思うし変と思う企業に問題があると思うんですけどね。
職場では淡々と仕事をこなし人間関係は最低限がいい
人間関係に関わるとろくなことがないです。特に女性の陰湿なやりとりはちょっとしたことでも大きくなりやすいしとにかく面倒です。良い人をやってしまうと少しのことでも評価が下がるし良いことが全くありません。
職場ではまず仕事をこなすことが大前提。仕事を覚えるだけでも大変なのに人間関係まで背負い込んだらうつ病等心の病へ一直線です。一応数年勤めた職場ですら退職する時に周りからは何で辞めるの~?と軽く言われたくらいだし、今は職場の人と縁はあっさりと完全に切れていますからね、奔走しても所詮会社の人間関係はそんなものです。
トレンディドラマ世代で友達自体に憧れていたので職場での友人を作ることに努めたのですが、結局は職場の人間関係に力を注いでも無駄だったと痛感しただけでした。
まとめ
良い人や優しい人、話しやすい人とは本当は褒め言葉だし私も嬉しかった言葉ですが、残念ですが職場では良いように使われやすいタイプと思います。散々人間関係に振り回され不器用な性分の私が仕事と両立できる訳がなく結局退職。
退職そのものには後悔は全くありませんが、元凶が今でも働いて普通に収入を得ているかと思うと、最低の職場でもなんで私ばかりがと思ってしまいます。特に人間に嫌気がさした決定的職場ですからね。
本当人間関係は極力無い方がいいです。昼休みも1人ランチの方が絶対楽です。寂しい、目立つと周りの視線を気にする方も多いですが、集団ランチの方が大変ですよ、話を聞いたりあわせたり、場合によってはお菓子外し等の無意味な嫌がらせにあう可能性も出てきますしね。
人間関係で上手くいかなくてずっと我慢して頑張っても結局自分にとって良い経験にもましてや能力UPにもならない、他の人から褒められるどころか軽く見られやすいなど本気で何にも良いことありません。
職場では学校のようにグループ行動なども殆どないでしょうから、とりあえず仕事をこなせば会社への義務は果たしています。仕事をするどころか会社へ行くだけでも苦痛の仕事、職場でストレスを抱えて病んでも会社は全く責任取りません。退職理由もほぼ100%自己都合扱いです。
昔と違って会社も全く安定ではありません。余計なストレスは抱えずに仕事をする所と割り切って、人間関係は極力スルーするようにしてください。とりあえず挨拶と返事をしておけばなんとかなると思います。
泣きながら悩みながら職場へ生活の為、逃げては迷惑がかかると思いながら通勤している方は退職も視野に入れてください。辞めた後のことを考えると退職は踏み切れないと思いますが、そのまま頑張っても病院通いになってしまったら折角頑張っても結局は回復に時間とお金がかかってしまいます。学校、日常、職場の人間関係すべてに失敗した(切ない…どれだけ人間に向いていないんだ自分)先輩からのつたない助言が参考になれば幸いです。