どこの職場にも必ずいるお局様には気をつけて

うんざり
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職場での人間関係のひとつにお局様が嫌な方も多いと思います。お局様は性格が悪い人が殆どで、なんでこんな言い方をするのだろうとか些細なことにいちいちうるさいとか訳分からない人が多いですよね。そしてお局様こそ仕事辞めないし大抵は辞めさせられません。当人も職探しのしんどさは痛感しているだろうし威張れる職場をわざわざ辞めてまた新人に戻るなんてことはしないからよほどのことがない限り居続けます。

 

色々な職場に色々なお局様が居ましたが1番強烈だった4年勤めた事務所でのお局様について書いていきたいと思います。

 

職場についての記事はこちらです。

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引用元:Marjon Besteman-HornによるPixabayからの画像

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声が大きい人は圧力が大きいので苦手

声が大きい人は必ずどの職場にもいますよね。声が小さい人ばかりでは都合が悪いし、声が大きい人は元気がある、はっきりしていると何かと高評価ですが、私にとって声が大きいだけで殆どの人が苦手でした。自分自身声が小さい方だし、日頃毒父の声のうるささにうんざり気味で、声が大きい人は声だけで圧力が半端ないので、元気というよりうるさいとか大げさな人が多いし仕事でも日常でもなるべく関わり合いたくないタイプです。

 

ですが苦手なタイプに限って関わり合いを持ってしまうんですよね。私に仕事を教える人=お局様=声が大きいタイプと知った時には並々ならぬ疲れを覚悟しました。大きい声をかけられるだけでひえっと条件反射でびくついてしまうんですよ…。

 

更に声の大きい人に限ってよく喋るし、事務所にはお局様、課長、部長、次長の4人がとても大きい声で騒音四天王と秘かに呼んでいました。声の大きい人は声の小さい人に向かってもっと大きな声でと平気で言いますが、こっちからするともっと声を落として喋られないのかと思うから仕事以外の普段ではお互い様です。

 

声が大きい人には自分のミスがもろバレになるのがきついです。誰でも自分のミスは秘かにしたいものなのにまた大げさに言うから、ミスってしまった時に報告する時が凄く嫌でした。言い方もキッツいですし。ミスは駄目ですが、委縮して余計にミスってしまう負の無限ループに見事陥ってしまいきつかったですね…大声で皆に筒抜けになってしまうので。でもお局様自身のミスには甘いか、無理に押し通すのが腹立ちます

 

 

電話応対や弁当注文に難癖をつけられる

事務所にとって電話はなるべく2コール以内に言葉遣いも丁寧に取ることが必須、会社の顔だからと徹底的に言われました。私は事務員ではありましたが正直電話応対は苦手でした。けれどそれ以上にお局様が怖かったので電話が鳴る度に早く出ねばと必死でした。特に入社して半年くらいは自分ともう一人しかパートさんがいなかったし誰も電話に出ないのでその圧力が怖くて先に取るようにと電話対応に追われる毎日で(対応と言っても殆ど取次だけなのですが)とても恐怖でしたね。

 

ですがどれだけ電話をとったとしても自分が対応している間に電話が鳴ってしまったら当然他の電話には出られません。それなのにコール音が鳴り響いていても社員が電話に出ないのですよ…。電話に出ている間もコール音が鳴り響いているのが聞こえる為に凄く気になってしまい、切った直後にその電話に出るようにはしましたが、お局様からは電話に出るのが遅いと注意されて愕然。

 

お局様は私とは席が結構離れている上に背中合わせです。私が電話を受けている姿を見られる訳がないし私の声など聞こえるはずもないのに鳴り響くコール音を背中越しに聞いただけで判断し、私がちっとも電話に出ないとお怒りだったようです。いや、鳴り響いているなら自分が出てくれればいいのにと思いつつ、電話に出ている間に鳴るのですとは言っても納得してはくれないのですよね…。だんだん必死になるのが虚しくなってしまいました。

 

それにしても事務所に社員が6人もいて誰も電話に出たがらずパートの私が出まくるって…今考えてもありえません。しかも何故か男性社員ではなく女性が出ることが優先らしいと言う本当昔ながらの会社でした。今時電話くらい男性も出るのに。

 

他に社員とパートを含めた弁当注文も担当することになりましたが、お局様が月曜日に注文した日替わり弁当のおかずが違っていたらしく、お弁当屋さんに文句を言ってほしいと金曜日に言われました。いや、なんで月曜日に言わずに今さら金曜日?しかもそんなにお怒りなら自分で言ってよと思いつつ断るわけにはいかず弁当屋さんに伝えましたが嫌でしたよ…弁当屋さんの訝っている様子が電話越しでも分かりますから。私への嫌がらせにしか思えませんでした。

 

 

自分の居ない時に自分以外に備品を配布される

年が明けての勤務で事務所に業者から卓上カレンダーが配布されました。事務員は電話応対の時に何かと日にち確認が多いので卓上カレンダーはぱっと見られるし必要アイテムです。自分で持ってくる人もいますが業者で無料に配られるから大体の人はそれを使用していました。

 

ですがお局様は私がトイレで席を外している間に私以外に全員に配布したんですよ。トイレから戻ってきて気づいたけど時間がたっても私に配られる様子はなし。私がトイレに立つまで全員席に居たのだからその時に配ればいいし、仮に不在なら席に置いてくれればいいのにわざわざ自分が居ない少しの時間の間に自分以外の全員に必須の物を配布して知らん顔って…。

 

時間を置き決意してお局様に聞きましたが迷惑そうな顔をしつつようやくしぶしぶ渡してもらえましたけど、お菓子外しの備品バージョンだよねと凄く嫌な感じでした。それまで一応自分なりに真剣に仕事していたのだけど、低スペックが気に入らなかったのか分からないけど何かが不満だったんでしょう。

 

お菓子外しの記事はこちらです。

【モラハラ体験談】お菓子外しをする人はみっともない人。ひたすらスルーしよう
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他にも事務員が後から何人か入ったのにしばらくの間、自分だけがお茶当番をしたりお弁当の注文をしたり鏡開きの時に最後まで団子を作ったり…自分だけへの仕事の指示を色々やられて地味にメンタルきました

 

 

嬉しいはずのアイスが委縮のアイテムになってしまった

週1回相談役と言う高齢重役が出勤して(事務所で偉そうに何をしているか分からないけど)来るわけですが、相談役は皆にお疲れさんの意味も込めてアイスを持ってきます。確かに嬉しかったですよ、甘い物好きだし色々な種類があるし、物に弱い私なのでお茶出しは面倒くさいけどアイスで相談役への好感度はUPしたのですが…このアイスがちょっとしたトラウマになってしまいました。

 

アイスは現場の人も事務所の人も含めて従業員皆で食べてほしいと言うことで、特に現場の人にとっては日頃重労働だし飲食が簡単にはできないので食堂に来た時にアイスを食べる時間は嬉しいひと時でした。

 

ですが冷凍庫に入っている色々な種類のアイスの食べ方にお局様が口出ししてきたんですよ。一箱終わってから次のアイスを食べなさいとか、相談役がプライベートのお金で買ってきてくださるんだからお礼をちゃんと言いなさいと言った後に、なんと冷凍庫のアイスの段の底に張り紙がしてあり、ここまでやるかとドン引きしました。

 

事務所内に相談役の近くにいられる事務員たちはまだしも、現場の人たちは滅多に当人に会いません。お昼後とかにわざわざ事務所に寄ってお礼を皆が言う光景はちょっと異様かと…。すれ違った時とかに自然に言うのならともかく。

 

現場の人たちに微妙な空気が流れてしまい、不満がお局様本人ではなく自分含めた他の事務員にきますから、私も現場の人たちの意見に賛同だけどおおっぴらに賛同してお局様の耳に入ってもまた面倒だしと、内心アイスなんかいらんわ!!な感じになってしまいました。

 

言われた通り現場の人たちが何回か列を作って相談役にお礼を言っていましたが、相談役から礼は要らんからとお達しがあったようで事務員のみになりほっとしました。お局様本人には誰も不満は言えませんからね。結局下っ端の自分が板挟みで要らない気遣いで疲れました

 

職場の人間関係についての記事はこちらです。

職場の人間関係には極力関わらない方がいい
日常でも職場でも人間関係の悩みはつきものです。私と同じようにどの職場でも人間関係に悩んだ人が多いと思います。色々な職場を経て40代になった今言えることは、職場では人間関係に極力関わらず周りに誰に思われようとも仕事をするだけの場所とくらいまで...

 

 

まとめ

お局様と穏便に仕事をするのは凄く難しいです。仕事ができてもできなくても気に入らないと思われることが多いですから。世渡り上手いタイプでないと中々お局様と付き合えないかと。

 

しかも今回の記事で書いたお局様は当時38歳で40代にもなっていないんですよ。姉や親友に年齢抜きで話した時にえっ!そんなに若いの?50代くらいと思ったと驚かれましたからね。見事におばさんですから。おばさんと言っても年齢ではなく性格が完全におばさんということで。10代でもいますからね、おばさんぽい人。

 

お局様は滅多に辞めないのは会社の常識ですが、このお局様は私が入社して1年と少しで退職しました。なんと寿退社です。…失礼ながら旦那さんは余程の菩薩なのかと思いましたよ。まぁお局様に限らず良く結婚できたなと言う人ばかり見てきましたけどね、毒親とか。お局様のおかげでアイスや似た外見の人、お局様の苗字の名称(飲食店の名前とかで使われていることもあるので)を見る度に、当時ほど鮮明ではないものの未だに嫌な記憶が思い出されます。

 

お局様が辞める時には後から入ったパートさん達には惜しまれていたけど、実は社員の多くはほっとしていたと思います。特に大人し目の社員さんは結構お局様に振り回されたり迷惑かけられていたりしていたみたいだし。私も本当毎日会社に行くのが憂鬱だったからなぁ…というかこの会社お局様が辞めてからも自分が退職するまでほぼ毎日憂鬱でした。

 

お局様は自分がターゲットにしやすい人を見つけることに長けているし難癖力も物凄いので、出来るだけ関わらないことと挨拶は欠かさないこと、真に受けたら自分が病む可能性大なので適度な距離をどうにかとることやいざという時の為に日付や内容の記録が必須ですよ。特に記録を残しておけば(相手へ伝わることは期待薄ですが)憂さ晴らしになる時もあるし、いざという時の証拠にもなりますからね。(私は記録を自分が退職する時に清書して上司の上司に渡して少しだけ溜飲を下げました)

 

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