悩みやストレスの大半はお金で解決(軽減)できる

うんざり
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殆どの人に悩みやストレスがつきものですが、悩める人たちに大金があれば解決まではいかなくても軽減は出来ることが多いと思います。金で買えないものはないと前に流行った言葉があります。この言葉も本人も嫌いですが、個人的に金で買えないものは確かにあるけど金で買えるものが殆どとは思います。

 

私の毒親は今まで記事に書いたとおり、両親2人とも金銭感覚まるでなし、困った時は子どもに無心か、自分のお金だけで育ててこられたと思い込んでいるお目出度い人たちです。

 

確かに普通の生活はしてもらったけど、お金をマックスまで使い込んで、後からお金がないとか言われる虚しさを思えば、今は親に感謝とか全くできません。ここ10年はずっとお金のことが頭にあり、お金があればなぁと思うことばかりでした。そして私と毒親だけではなく姉と姪っ子も貧乏が連鎖しているんですよね…。

 

今回は姉からの姪っ子の大学進学の悩みを通してお金について思うことを書いていきます。

 

引用元:Nattanan KanchanapratによるPixabayからの画像

 

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勉強費用代と大学費用代

先日学力テストが返ってきたらしいのですが本人いわくほぼ壊滅的らしいです。特に英語がまずいらしく、小学校から中学卒業まで9年も英語教室に行っていたんですが、まぁ通っていても身に就くとは限らないからなぁ…私も英語に力を入れていた高校に通ったけどほぼ喋れません(笑)。

 

本人は大学に行きたいけど、学力低いし勉強、特に勉強の仕方が分からないそうです。…勉強の仕方が分からないは、分からないところが分からないと言う危機ワード以上の危機かと。

 

大学に行きたい意志は尊重したいけど、行くなら流石に今から勉強を本気でしないとまずい。姪っ子は今の高校が片道1時間半くらいかかり中学より遠くなったので、勉強は塾ではなく毎月の教材のみにしているのですが、お約束通り教材が毎月手をつけぬまま積んでいるそうで…。

 

私も塾行きたくなかったから学生時代は学校の勉強以外は教材で済ませましたが、教材関係は積まれていくんですよねぇ…。姉としては無料教材ならいいけど月々の支払いもあるんだから、やらない教材代が勿体ないと言う至ってごもっともな意見。だから教材を止めて塾にしたいのですが支払いは教科ずつなので、本当は3教科が良いけど2教科が限界のようです。

 

大学費用は4年制とすると単純計算で1年100万円位。勿論学費以外にも諸費用はかさむので全部で500万円前後でしょうか?短大ならもう少し下がると思いますが、さすがの姉も頭を抱えていました。今からだと月8万円は貯金必須って…、そりゃそうだよなぁ…月8,000円だって大変ですよ。聞いているだけで気が遠くなりました。

 

 

勉強への意欲がなく勉強方法が分からない

姪っ子の学力は高校入学時では多分中の上か中くらいだったと思います。だから普通にしていれば問題なかったはずなんですが、残念ながら1年の最初のテスト以外ずっと低空飛行で点数もかなりまずく、追試数は少ないものの大学目指すなら本気出さないとと面談の度に先生から言われているみたいです。

 

だから本人も親も2年の2学期が正念場と言うのは流石に分かるのですが、どうやって勉強したらいいのか分からないらしいのです。私は勉強方法の基本は、教科書読んで授業聴いてノートに書いて覚える…だと思うんですが(古いですかね)。

 

姉によると姪っ子はとにかく要領が悪いようで、宿題は当日の朝にやっていたり、テストはほぼ一夜漬けしたりと毎回バタバタのようです。それで頭がいいのは天才タイプ位と思うし、普通に勉強するより姪っ子のやり方こなす方が余程大変と以前からの姉の嘆きを聴く度に思ったのですが(苦笑)。

 

 

勉強の意欲がわかない状況なのも無理はないと思う

姉は帰宅してから寝るまでスマホや漫画を見ている時間の分を勉強すればいいのだから、勉強をやらなくて文句や言い訳をするのはおかしいと言います。確かに正論です。でもスマホがない私の時ですら、漫画とか誘惑にはまると分かっちゃいるけどやめられないなんだよなぁと心の中で思いましたが。

 

個人的に勉強意欲がない理由で思うのは、姪っ子の勉強意欲の問題は学校生活が上手くいっていないことが大きいと思うんですよ。多分姪っ子は中学まで地味だけど楽しかったし世間では青春真っ盛りのイメージの高校生活だから楽しみにしていたはずです。

 

だけど仲良しの親友とは学校が離れてしまい、大事な1年目で一人ぼっちの生活。こんなはずじゃなかったのにとネガティブ思考に入ってしまい、高校生活への期待が粉々に壊れて無気力状態で勉強に余力がないのではないかなと。

 

以前書いた姪っ子の学校生活の悩みについての記事はこちらです。

学校さえ卒業すれば友達なんていなくても大丈夫
スマホなどSNSやネットの発達で友達づきあいが以前より大変になっている気がします。私の頃はネットがない時代でしたがそれでも学校では明暗がはっきり分かれました(勿論私は暗の方ですが)

 

家も学校も環境の良し悪しは全ての気力に大きいんですよ。だから今も人間関係はずっと楽しく送れている姉には、一応分かっても理解は出来ないと思います。

はっきりさっぱりの性格で友達沢山、仕事も出来るリア充の姉 
毒親関係の記事は書いてきましたが、プロフィールで簡単に紹介して日常やランチ関係の記事で書いているものの、そういえば姉自身についてはあまり書いていないかなと。 記事からある程度想像できるかもしれませんが、姉は私と真逆で明るい、元気、友達沢山、...

 

姪っ子は漫画やアニメに夢中の時は元気らしいし、まだ元気が出る対象があるうちはいいので姉も禁止とかはしていないみたいですが…。まるでリアルのび太君とのび太君のママを見ているようです。まして今は世の中全体が異常で閉塞感満載だからやる気も元気も出てこないのは当然かと

 

 

お金があると選択肢を増やすことが出来る

大学へ行きたいけどお金がない世帯の為の制度に奨学金制度があります。私は詳しくは知らないのですが、学費猶予(免除?)と引き換えに学力を落とさずが基本で、学費も働いて返す制度と思っていますが、一見良さげだけど学力と労働両方高レベルで借金を背負うハードな制度ですよね…。学力が低いのでは奨学金制度も受けられないよと姉は言っていましたが。

 

お金があれば学費が少し高額でも選ぶ大学は増えるし、選ぶ大学が増えると言うことは目標や目的の選択も増えるので自分のモチベ上昇にも繋がります。またお金があれば浪人後に再び目指す道もあります。

 

ですが今の状況では奨学金制度も受けられないし、受ける大学も幅が狭い、浪人させる余裕もないから大学合格できないなら働いてもらうと言っているらしいし、姪っ子も家が裕福ではないと察しているので気を使っている面もあるらしいのですが…切ない。

 

お金に関して思う記事はこちらです。

世の中の悩みの9割は結局はお金で解決だなぁ
いきなり身も蓋もないタイトルですみません。でも世の中やっぱりお金だよなぁ…と毎日痛感してしまいます。

 

 

親にお金がないのは子どもの責任ではない

姉の家庭もここ数年はかなり火の車です。前にも書きましたが旦那さんはまともな性格だけど仕事運がないので、収入は両親とも非正規ですが姉の方が高いと思います。また旦那さんの両親は数年前に亡くなりましたが、先に亡くなったお義父さんは金銭感覚まともで遺産があったらしいですが、それもその後の生活費に充ててもうありません。

 

数年後に亡くなったお義母さんの性格は良いのですが、宗教や買い物依存にはまっていたらしく、遺産は勿論全部使った上に亡くなった後に借用書が出てきてしまい、闇金ではないものの借金を少しずつ返す羽目になってしまいました。勿論お義母さん自身の遺産はないどころか、あるのは負の遺産だけでした。

 

財産と言うとご両親の持ち家。数年前からお義母さんと同居していましたが、既に家が古いので修繕が大変(業者に頼まず色々応急処置でしのいでいるようです)だし、駅から遠くて不便です。賃貸家暮らしの私は今まで持ち家の財産持ちで羨ましいと思っていたんですが、税金とか維持費とかかかるので持ち家も全部が良いのではないんだな…と話を聞いて痛感しました。

 

また姪っ子は全身病院関連な位、通院から市販薬まで年中不調があるので健康な子より大幅に病院代がかかります。更には唯一残っている親が魔王のような存在の毒父だから、金銭は勿論性格的にも頼りになりませんからね。毒父に話しても無駄だし野次馬根性でうるさいだけだから姉も言っていないし、毒父は姪っ子の学校生活や内情など全く知らないからのんきなもんです。

 

毒父の金銭管理についての記事はこちらです。

毒親の特徴~お金に関する意識がめちゃくちゃな毒父~
毒親の特徴には暴力をふるう、暴言を吐くなど心身ともにメンタルをずたずたにする酷い点がありますが、他に大きな特徴でお金の無心やお金を使い切るなどお金に関しての心構えがまるでなっていないこともあると思います。 残念ですが私の両親ともにお金スキル...

 

勿論私に助けられる余裕などある訳がありません。姉には言えませんが正直姪っ子が気の毒だよなぁと思ってしまうんですよ。体の不調による不便さは本人の責任ではないし、お金がないと言われて進路が狭まれてしまう。もし奨学金制度で何とか大学へ行けても返さなければいけない借金なので、普通に通えている子も見ながらでは果たして精神が持つかどうか分かりませんし…。

 

金銭的に苦しいということは親も大変なことや親にもどうにもならなかった要因は沢山あるでしょう。だけど子供にしてみれば締め付けられるほどにもっと裕福な元に生まれたかったと思いやすくなってしまうのではと。人生のスタート地点の生まれた場所での、違いがはっきり分かりやすい財力とは残酷だな…と思います。

 

 

まとめ

前にも書きましたが借金が膨らみ続けている日本では、いつかお金は紙くず同然になると思います。だからお金が全てとは思いません。ですが今のところは問題や悩みの多くはお金があったら解決できる問題が殆どと思っています。

 

だから毒親や政治家、権力者の殆どが経済力を盾に威張れるんですしね。その経済力も弱者あってこそだし、たまたま宝くじに当たったようなものなのに威張りくさっているのが腹立ちますが。そして親がお金持ちだと子供も大抵イージーモードですからまた更にその子供も…と、例外はありますがずっと富裕の連鎖なんですよ。

 

残念ですが貧乏も大抵は連鎖します。毒父が以前貧乏は三世代続くと冗談気味に言っていましたが、子どもからすると笑いごとじゃねえよ…この野郎です。毒母もお金がないのは惨めよと、工場閉鎖後の転落時に自嘲してよく言っておきながら娘から無心して平気だよなと思います。

 

姉の金銭感覚は勿論まともですが、仕事運がない夫と、親に吸い取られてしまいました。毒父からは車を取られたから(一応車代返しているみたいだけど定価より低いし)新たに車代が必要になってしまったし、毒母からは私以上に無心されていたようですし。はぁ…なんで私の家は親も周りも全員が貧乏なのか…あれだけいる親の兄妹や子は全員裕福なのに。泣けてくる。

 

姉に罪はないけど姪っ子だって何も悪くないよなぁ…と思ってしまいます。親子の教育問題に援助も出来ない叔母さんの私が入る訳にはいかないし、逆の立場なら口出しされたら凄く腹立つので、ほぼ聞き役とごくわずかの相槌や考えを言うにとどめました(深く考えず地雷ばんばん言える毒父なら楽なんでしょうけどね)。今度塾へ親子で相談に行くみたいですが…どうなるのかなと。

 

日本が破産するまでは結局は殆どの問題はお金があるかどうかによるんでしょう。だから富裕層や二世のバカボンボンが難なく政治家や特権生活を続けているのを見ると、そりゃ生きるの楽しいだろうよと心底腹立ちます。

 

うんざり世の中
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