境界のRINNE ネタバレ! あらすじと感想とまとめ

少年漫画
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境界のRINNE 高橋 留美子 全40巻 週刊少年サンデーについてのあらすじと感想とまとめの記事です。

 

 

この記事はネタバレありなので閲覧にご注意ください。

 

引用元:Peggy und Marco Lachmann-AnkeによるPixabayからの画像

 

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境界のRINNEのあらすじ

境界のRINNEは2009年から2017年まで8年間長期連載された浄霊漫画です。クラブ棟で貧乏生活している高校生の六道りんねは、学校の百葉箱の霊相談や浄霊活動中。霊が見える真宮桜、契約黒猫六文と共に日々浄霊活動にいそしむが毎回トラブル続出!

 

 

六道りんね、真宮桜を中心に魅力的なキャラが続出!

主役の六道りんねと真宮桜がるーみっく作品では新鮮なタイプです。りんねは借金を息子に押し付けたクズ父(でも人気な鯖人)が親なのに、祖父母の影響もあってか真っ直ぐにぐれない可愛い性格です。生活に必死なのでお金に目がない所為か恋愛面ではかなり鈍感。

 

早くに真宮桜に好意を持つけどそれを上手く伝えられない、悪気のなさゆえの禁句を言ってしまう不器用さが可愛くてたまりません♪ずっと貧乏ゆえのジャージ姿で(1回だけ魔狭人の呪いの制服着用)したけど、結局最後までTシャツ以外の私服姿は見られませんでした(笑)お金に関わる失望や絶望の血の涙や血反吐など納得の爆笑^^

 

真宮桜もクールなヒロインでこれまた新鮮。りんね以外に桜へ想いを寄せる翼くん男性キャラ、桜の恋のライバル鳳たちをも惑わす程の冷静さ。今迄のるーみっくヒロインは皆感情豊かだったので桜の淡々としたツッコミなどがとても面白く、恋心に鈍感なところと翼君への態度があまりに淡々として可哀想なくらいの冷静ぶりは歴代ヒロイン共通ですね。

 

メインキャラの周りには魂子さん、鯖人父、悪魔魔狭人、記死神架印、騙し神れんげ、榊あやめ、沫悟君、アネット先生、苺ちゃんなど新キャラ続出するも全くかぶらない個性的なキャラ達。人間キャラ以外にも死神契約の黒猫たちや除霊話で出る動物たちの可愛さに注目!おバカならではの愛しいキャラだらけです。りんねと六文ちゃんの息ぴったり節約コンビも時にはドライな選択をするところも魅力!因みに殆どのキャラが貧乏か金持ちかどちらかという…。桜が唯一普通の立場かな。

 

 

全く怖くない霊話を軸にラブコメ沢山

霊的な話なのに全く怖くないほのぼのさが魅力。時々切ない話があるけど基本はりんねが浄霊対象者の話を聞いて成仏を行う為、読後感がほのぼのなので怖がりな方も安心して読める話ばかりです。

 

また浄霊をメインにラブコメも注目。特に15巻くらいまでの序盤はりんね、桜、翼、鳳の四角関係がとても面白い。キャラが増えるに従いオールギャグが増えてりんねと桜のラブコメ要素は減るけど、随所に距離感が縮む話があるので、ずっと甘々ではない恋愛の見せ方が流石です。

 

りんねと桜メインは好きな話が多いですが中でも、桜の部屋の霊を見えなくするためにりんね、翼、鳳が桜の部屋へ遊びに来る(7巻)、霊が見えなくなった桜を悪霊から守り奮戦するりんね(11巻)、沫悟君の友情を抑える為にりんねの彼女のふりをして死神一高の行事に参加(20巻)、追萩月の鎌でりんねに浄霊の特訓を受ける桜(24巻)、桜の生霊で金のなる木に金が…(35巻)、桜にそっくりの悪霊に対しりんねは?(39巻)の話が特にお気に入りで何度も読んでしまいます。りんねは基本優しい性格だけどお金が絡むと(笑)それに対しクールな桜とのCPが良すぎ!

 

翼くん話では魔狭人のささやきによってりんねを呪ってしまう話(6巻)…精霊が(笑)、九尾の狐に憑りつかれる話(14巻)などが印象的ですがどれも桜一途なのにりんねの引き立て役扱いでどうにも報われないですねぇ…。桜に会う度にキラキラする翼君が可愛い。かっこいいし一途で可愛いおバカキャラなのにとことん可哀想な扱いだから、榊あやめさんが出てくれてほっとしました♪榊さん大人しい外見で中身の激しさが(笑)23巻の節分の話がりんねと桜を邪魔に思う榊さんの腹黒…素直さがとてもいい感じです(笑)

 

 

1話完結が多くセリフが少なく絵で読ませてくれるのですらすら読める

るーみっく作品は台詞なしでも絵だけでも十分楽しませてくれるので、集中力低下ぎみの身にはとてもありがたい漫画です。最近の漫画はとにかく絵もセリフも込み入っているので。

 

1話完結が多くキャラ設定がしっかりしているのでどこの巻数から読んでも問題なしの気軽さがありがたいです。沢山出てくる死神道具も絵的にも名前も面白い物ばかり。安いのだと持ちが悪いのも中々リアルですがりんね君と六文ちゃんの節約プロさには凄すぎる。またバレンタインやクリスマス、夏休みなど季節ネタもしっかり入っていてボリューム十分。

 

六文ちゃんのふな~ごやビンタする時のびびびびびび!!などの丸文字音や、眼がめこっと飛び出たり、壁や床にめり込む姿などのるーみっくならではのギャグ画の動きが大好きです。

 

序盤と終盤で絵柄は変わるものの雰囲気が同じなので安心して最後まで読めます。犬夜叉と違ってバトルメインではないけど、りんねをはじめ死神の鎌を使った動きやバトルがとても上手いです。

 

 

ちょっと進展するも日常的な最終回

最終巻の40巻はまるまる最終回に向けてりんねと桜メイン。桜と共通で作ったブレスレットをりんねが売ってしまったと誤解した桜。桜の誤解とブレスレットを取り戻す為に、父鯖人の元へ行くけど結局ブレスレットは消失。

 

一方桜はりんねに別れを告げられたと誤解しショックを受けます。桜は最終回でようやくりんねへの恋心を自覚しましたねv

 

誤解を解く為に必死なりんね、掛け軸の縁切りの罠にはまりブレスレットを売ってしまった六文ちゃん、相変わらずクズっぷりの鯖人父さんなどオールキャラではありますが、甘々ではなく本当に少しの進展なところがほのぼのな読後感で今作品らしい最終回です。それぞれのキャラも完全に両想いまで描いていないので読者の想像にお任せ的な所もいいですね♪個人的にりんねと桜のお互いの呼び方は名前呼びに変わってもよかったかな~と。

 

 

境界のRINNE アニメ版もおすすめ!

境界のRINNEはアニメが第3期まで放映しました。原作の最終回前だったので、アニメは未完ですが3期の最終回では高橋留美子先生のイラストが映り、りんねと桜を始めまだまだ続くっぽいけど一区切りついた感のラストでした。

 

アニメの声優さんはりんねの石川界人さんを始め若手声優さん人気揃いですし、親役の山口勝平さん、林原めぐみさん、平野文さん、緑川光さんなど脇も超豪華です。

 

ストーリーは原作にそりながらも未アニメ化の話も多く、セリフや場面を追加したり原作の順番を変えたりと原作を曲げない位のアニオリ要素なので安心して見ることができるので気になった方は是非アニメも見てみてくださいね。

 

テレビアニメ『境界のRINNE』関連サイト
原作:高橋留美子(小学館「週刊少年サンデー」)のTVアニメ『境界のRINNE』関連サイト

 

 

境界のRINNEのまとめ

るーみっく作品はうる星やつら、らんま1/2、犬夜叉と沢山の作品がありますが、個人的に初めて主役CPを好きになった作品です。りんねの不器用さと金への執着心、桜のクールさが絶妙!話もほのぼのが多く嫌いなキャラがいないのが凄いです。

 

原作終盤に当たりそれぞれのキャラメインの回を作ってくれるのも高橋留美子先生の既作共通の優しさを感じます♪心空っぽにして笑いたい、ほのぼの感に浸りたい、プラトニックラブに癒されたい方は是非読んでみてください。

 

 

 

 

 

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