暑い･･･。暑くてぼーっとするしイライラする。暑さ耐性がない他の生物みたいにせめて夏期は休みたい。他の生物はちゃんと休眠期間を取っているのに、一年中動き通しと言う人間という生物（ため息）。
毎年春夏の防虫対策がうんざりですが、虫嫌いの身にとっては命をかけてと言っても過言でもない位の精神力をかけて一応最低限の対策はしています。一度で完璧完全な効果がある防虫グッズが欲しい。虫がいなくなると生物連鎖が崩れると頭では分かっても、嫌いな身にとってすんなり受け入れられるわけも無く。
Gとともに嫌いな虫のひとつが蜘蛛です。小蜘蛛でもぞわわっと来ますが大蜘蛛だった時など内心では心の底からの叫び。一年に1か2回ほど大きい蜘蛛が家内に来るので侮れない。見た目のインパクト大なので、居間の壁の上や廊下など以前に出た場所を夏になると注視するようになるくらいにトラウマ。
で、今日の朝から出てしまったんですよ（泣）。
今回は蜘蛛とのしょぼいバトルについて書いていきます。
※虫が嫌いな人はご注意ください。
嫌いな物ほど見つけやすい
朝、冷蔵庫に向かうと何か嫌な物が視覚に。見ると冷蔵庫の横の壁に黒い蜘蛛がピタリと･･･！ひぃぃぃ！結構大きい。今まで小蜘蛛は何回も見たけど大きい蜘蛛は久しぶりだから余計にインパクトが凄い。ううぅぅ嫌だけど落ち着かないから退治しないと･･･。朝から気が休まらない･･･！
ネズミ嫌いのドラえもんや二階堂君のように、嫌いな物にあった時の恐怖は本人か同じく嫌いな人にしか分かりません。だから「敵の敵は味方」は納得。毒父ほど修復不可能以外の苦手くらいのレベルなら、好きな物より嫌いな物が共通点の方が共感しやすいと思います。好きな物は残念だけど興味なくしたり好きじゃなくなったりはあるけど、嫌いな物は簡単に好きや平気にはならないからぶれにくいので。
武器を使いながらのへなちょこな戦い
蜘蛛が止まっている間に急いで武器を。蜘蛛ジェットとハエ叩き用意。蜘蛛ジェットは外用以外に念のため昨日1本余分に買っていた時点でフラグが立ってしまったのか。
自分より何倍も小さい相手にびびりまくる情けなさぶり。だけど嫌いな物は嫌いだし恐怖だから仕方なし。蜘蛛は益虫？虫嫌いには関係なし。
シュッ！とスプレーかけた途端素早く移動する蜘蛛。ひぃぃぃぃ。足がわさわさする移動も身の毛がよだつ。でも見失うのはもっと怖いから凝視せざるを得ないのがきつい。
殺虫剤に反応してリコピットが警報出したけど事前にコンセント抜く余裕なしだから、取り消しボタンを押すのが精一杯だった。やっぱり殺虫剤に反応してしまうんだなぁ。でも思ったよりは小さい音だからスルーし引き続き蜘蛛戦へ。
冷蔵庫の裏側に行ってしまったので、どうしようと思った数分後に出てきて、台所の奥へ行き、ついにはガスレンジフードに。
絶妙な位置取りをする敵
スプレーしにくい位置にまた絶妙な位置取りをされました。虫の嫌なところのひとつが絶妙な位置取りをするところ。叩きにくくスプレーしにくいところを確信してか分からないけど場所取りが絶妙に上手い。プークスクスと笑われているような気がする（卑屈）。
あそこでスプレーしたら丁度ガスコンロの中に落ちそうなのが嫌。･･･もう少しスプレーしやすいところに行ってくれないかと凝視している間に気持ち悪くなってきた。
どうしようと思っていたらボトッと落下。･･･力尽きた？なんか砕けた嫌な音が聞こえたんだけど。恐る恐る見てみるとガスコンロの裏の奥にバラバラになった足の残骸が･･･ひぃぃ。
スプレーを何回か受けながら弱っていき、最後のレンジフードのところで力尽きて落下死か･･･。残酷なじわじわ死をしてしまったが、こっちも精神崩壊寸前で戦っていたので勘弁。
そのままは流石に嫌だけど処理もしにくい場所に。出来るだけ感触薄く処理したい。苦肉の策にテープでくっつけたプラスプーンと割り箸でつついたら本体の残骸が出てきました･･･ひぃぃ。流石に死んでいるよね･･･と思いつつ、恐る恐る新聞紙で包みゴミ袋へ。とりあえず終了。心身ともにぐったり。
後まわしにしていた台所周りや外の防虫対策に取りかかる
ついでに台所周りで後まわししていた、ガスコンロの周りの壁シートとレンジフードの油取りシートを交換しました。交換だけだけどシートの買い出しに、前のを外して新たに設置等時間は数分でも面倒くさい。ああ、疲れた。
そして家の中に大きな蜘蛛を見てしまったとあっては、外の蜘蛛や防虫対策もやらねばとなんとか重い腰を上げました。一応スプレーの効果は1ヶ月だからもう少しあるけど、雨だと出来ないし晴れが続く今のうちに。
うう･･･太陽光がきつい･･･。ベランダの掃き掃除と拭き掃除をして一気に蜘蛛の巣ジェットをベランダ枠に、防虫スプレーを窓と網戸に放射！
スプレーするのは結構スッキリする。対人には当然禁止だからここぞとばかりに思う存分スプレー。数少ないストレス発散法とでも思わなければやってられません。
ぱっと見、蜘蛛や巣は見かけなかったけど、蜘蛛は巣作りが早いから気が抜けない。
頼れる人がいない孤独な戦い
こんな時には、一人暮らしの人も思うだろうけど、頼れる人がいたらなぁと思います。ぎゃー!!出たーー!!と助けを呼んで颯爽と退治して貰えたらどんなに心強いか。
でも毒父の場合は逆に疲れるし不愉快なだけなので除外。以前Gの時に頼んだら、なんだGかよと大したことないと言う顔で来た割には、スプレーかけまくっても中々倒せず、なんとかハエ叩きで倒したものの、減らず口とかで余計にイライラ増しただけでした。
自分以外に一応居るけど、一人で対応した方が遥かにましという虚しさ。一人で対処出来るようにした方が良いけど、なんというか同じ一人対応でも一人だからやらなければいけないのと、一人でやらなければいけないのとでは心づもりが全然違う。
ついでに仏壇見たら、見事に汚い･･･。花瓶周りには花びらや葉っぱやら花粉？が飛び散っているし、灰も仏壇中に飛び散っていて仏壇は埃まみれ。･･･だから本物の花ではなく造花にして少しでも処理を楽にしたかったんだよ。毒父が自分でやるって言ったんだから、ちゃんと後処理しろよこの野郎。結局自分がやる羽目になるから本当腹立つ。
まとめ
蜘蛛退治がなんとか終了しましたが、朝から本当疲れた。朝以外のいつでも嫌だけど。嫌いな物ほど見つけやすいというのは事実だと思います。こういうのほど何でも無い人が発見すれば良いのにと思うけど、大騒ぎして巻き込まれるから結局は自分が発見して処理が一番ましかと思うと余計に理不尽。
防虫スプレーとハエ叩きを手にへっぴり腰でやりましたが、蜘蛛を見つけた時には幻影旅団と思って気休めだけど格上に考えるようにしています。クラピカのようにかっこいい戦い方をしたいなぁ。大蜘蛛が出たと言うことでハンターハンター再開が近いかもしれません（笑）
だから対虫戦は対ネズミ戦の二階堂君が一番共感。私もチョビが近くにいたら癒やされるのに。癒やしがないとネズミを見たドラえもんのごとく地球破壊爆弾でも出したいくらいのパニックぶり。
一通り対応が終わりぐったりしている頃に毒父帰宅。全てが終わった頃に飄々面だからイラッとくる。暑い中で仕事は大変だろうけど一応お給金貰える訳じゃん。でもこっちは大嫌いな防虫を人知れずにやって無給だから本当馬鹿馬鹿しい。しかも虫嫌いな人以外には分かって貰いにくいから余計にへこむ。
絶妙な位置取りとタイミング、平気で気分を害し時間を取らせる虫、虫によっては賞賛される点といい、毒父と似ているから余計に嫌い度が上がるのかもしれない。防虫スプレーとともに老害スプレー発売してくれないかなぁ･･･。老害コナーズとか。あったらまとめ買いしたいほど欲しい。
