かくしごと11巻 ネタバレ! あらすじと感想とまとめ

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かくしごと 久米田 康治 11巻 月刊少年マガジンについてのあらすじと感想とまとめの記事です。

 

10巻のネタバレ記事はこちらからどうぞ。

かくしごと 10巻 ネタバレ! あらすじと感想とまとめ
かくしごと 久米田 康治 10巻 月刊少年マガジンについてのあらすじと感想とまとめの記事です。 9巻のネタバレ記事はこちらからどうぞ。 この記事はネタバレありなので閲覧にご注意ください。 引用元:Okan CaliskanによるPixaba...

 

 

この記事はネタバレありなので閲覧にご注意ください。

 

引用元:PezibearによるPixabayからの画像

 

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かくしごと 11巻のあらすじ

美化習慣を期に部屋や仕事場の掃除をする後藤先生。だけど美化とは掃除以外の意味も。

 

様子がおかしい十丸院を追跡する後藤先生。十丸院は反社と付き合っているのか!?

 

母の日間近。姫ちゃんへどう接するかを思案する後藤先生は当日どうする?

 

風のタイツがアニメ化に?

 

 

後藤親子が美化運動!至る所で色々な美化が発動

掃除は確かに習慣化するまでが大変ですよね、凄く納得します。いきなり綺麗にと思っても生来の気質は中々変えられず継続がとても難しいです。漫画ではあらゆるものが美化も共感します。今は作画のレベルがどんどん上がって全面綺麗が主流ですが、たまに崩壊している方が目に優しいと言うか…。あまり綺麗すぎても圧力が半端ないです。娯楽のはずの漫画なのに読んでいて疲れやすい…

 

だから後藤先生のように適度に下手な絵と言うのは言い方悪いけど安心できる点で分かります。あと個人的には写真アプリとかスイーツや料理も盛り感が凄くて疲れやすくなっている気がします。でも確かに適度に随所で美化しないとやってられませんよね~現実を見すぎると精神崩壊しますし。

 

十丸院さんはスタッフ全員に凄い嫌われよう(笑)移動先で前職場の悪口を言われたらまずいですよね。十丸院さんへのお祝い感丸出しの接し方が面白いです。確かに苦手や嫌いな人が去ると知ったら今までの分帳消しになる位全力お祝いムードで気持ちが広くなりますよね♪

 

 

後藤先生が十丸院を追跡!

十丸院さんがどんどんチャラく(笑)保身の為に追跡する後藤先生の格好は確かに探偵物語を意識しまくり。十丸院さんを途中で見失い、当の十丸院さんは反社?のメンバーと共になぜか後藤先生宅へ。可愛らしく礼儀正しくお迎えする姫ちゃんが本当可愛い。後藤先生が溺愛するのも分かります。ポロライドカメラ…今の子は知らないかもしれませんね。

 

結局十丸院さんは漫画雑誌のグラビア担当の為に世界各地へ旅行し、色々派手なスタッフとやりとりをしていただけでした。漫画雑誌のグラビアは大人の事情が色々あるんですね~。

 

 

母の日に後藤先生は姫ちゃんにどう対応する?

季節イベント前倒し感が大きい日本では、母の日も4月に突入した途端少しずつセールが始まりますよね。個人的には前倒しが早いから長すぎて当日までにうんざりしてしまうイベントが多くなった気がします。

 

やりたい事より禁止事項を決めた方がいいと言うのは一利あると思います。やりたいことを考え始めるとどんどん幅が広がって結局ぶれまくり実行する前に考え疲れしてしまいがちですから。確かに長期漫画では携帯がいつの間にスマホに代わっているんですよね、電話の場面て忘れた頃に出るからいつから変わったのか阿はっきり分かりにくいのがもやっとします。

 

母の日のイベントをせがむ姫ちゃんへの必死さからとはいえ、後藤先生の大量のカーネーション買いが凄いです。結局姫ちゃんはロクのお母さんとしてのセリフだったのですが。母に限らず母のような存在の人への感謝の気持ちの意味もある母の日は、漫画界でも母キャラへのプレゼントを贈る人が居るんですね。

 

カーネーションを配りまくって女性陣に勘違いされ久々にモテまくりの後藤先生を救ったのが十丸院さん(笑)考えてみると大岡裁きは残酷ですよね…子供を引っ張り合う母親。

 

花の絵を描く後藤先生だけど確かに自然物や背景はアシ任せであまり描かないか上手く描けないことが多いですよね。姫ちゃんにもアシにも花と分かってもらえない低い画力。少年漫画に確かにあまり花は出ないだろうし仕方ないですよね(苦笑)。

 

 

風のタイツがまさかのアニメ化!?

アニメ化に対する冷静な後藤先生の分析と判断。アニメ化要素の後藤先生の見解が凄く分かります。アニメ化の裏に色々商業的思惑があるし、だからこそ最近のアニメの多くはキャラが多くて美形盛り沢山で盛り込まれ要素が凄くて目に厳しいのか…。

 

今のアニメもいい作品があるのは承知ですが、私もアニメ化には基本的に一子先生の意見に共感します。というか一子先生が例えているアニメ化作品が見当つく…(笑)アニメ化には賛否両論しやすいので、商業的意味以外にも放送枠の取得やスケジュールなどアニメスタッフは過酷な状況は昔から今も同じと思います。

 

それにしてもアニメ化決定から実際に放映するまで年単位もかかるんですね。そして打ち切りっぽい定文句で締める後藤先生たち。

 

 

【カラー漫画】当時のアシと共に漫画執筆。後藤先生の記憶は戻る?

カラーページでは後藤先生の記憶を戻す為に、風のタイツのアシスタントが集まって完結した風のタイツを再執筆。アシさん達はなんだかんだ後藤先生に優しいですよね。そんな中で相変わらずフリーダムな十丸院さんですが、良い方向に解釈する後藤先生も中々です。後藤先生が漫画を描くことが好きだった姿に直面した姫ちゃんが、後藤先生の記憶を戻す為に走り出します…!

 

 

かくしごと 11巻のまとめ

今巻も面白かったです~!漫画家の仕事の実情と後藤親子のやりとりをメインにキャラ同士のやりとりが変らず面白く、言葉巧みな勘違いが面白すぎる。話の間のフリートークや実話漫画もベテラン年齢漫画家ならではの現実の厳しさと切なさに、特に弱者への優しさが感じられるトークが励まされますね。

 

時事ネタも相変わらず鋭い切り口の数々で、やはりイベント関係が中止に追い込まれていたんですね、前向きになると逆ベクトルが働くと言うのは何かにつけてタイミングが悪い私にもよく分かります。

 

次巻でいよいよ最終巻となるのでシリアス面がどう描かれるのか気になりますが、今までと同じ雰囲気で穏やかに完結してほしいです。

 

アニメ公式サイトはこちらです。

『劇場編集版かくしごと ―ひめごとはなんですか―』2021年7月9日(金)公開
愛と笑い、そして感動の父娘物語がスクリーンに!~久米田康治画業30周年記念~『劇場編集版かくしごと ―ひめごとはなんですか―』2021年7月9日(金)公開

 

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