私は会社で働くことが出来ない人間と分かった

うんざり
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何で人間は働かなければいけないんでしょうね。こんなことを言うと世論は甘えだと徹底的に叩きますが、働きたくないと思うのは至極普通なことと思います。

 

私は非正規雇用の職場を数カ所繰り返した末、今まで何とかなっていたけど年々気力の衰えを感じていたので、40代間近で前職を辞めた時に30代のうちに正社員で決めないともう後がない…!と焦りまくりました。最後のチャンスと正社員の言葉に異常に憑りつかれた末正社員に絞って転職活動をしていました。まだ当時は正社員に希望を持っていましたからね。

 

でも終わりがない転職活動が想像以上に辛かったので、次の職場で続かないようなら会社で働くこと自体を諦めよう、在宅に移行しようと自分自身で決めました。

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今回は人生最後の会社勤務のことを書いていきたいと思います。

 

引用元:Barbara A LaneによるPixabayからの画像

 

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前職で大人数の人間関係に嫌気がさしたので少人数のところを選んだ

応募先の第一条件はまず通勤に無理がないこと。自動車を運転できないのはマイカー通勤の応募先だらけの田舎住にとっては相当なハンデです。受かるか受からないか以前に、応募すら出来ない状態が続いてしまい滅入っていた頃に1箇所条件に合うところを見つけました。

 

会計事務所で正社員募集、通勤は電車1本で自宅から1時間以内、未経験可で少人数の職場と全ての条件が揃っていました。前職は女性多人数の派閥争いや人間関係に心底嫌になったので、今度は少人数のところがいいと思っていたので。

職場の人間関係には極力関わらない方がいい
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未経験だしダメ元で書類応募した後に面接に受かり、試用期間3か月後に正社員で採用が決まりました。最初から正社員じゃない…と当時はがっかりしましたが、様子を見る為にも丁度いいかと納得。社会保険に入った後に辞めるとなると社会保険等手続きが面倒で大変ですから。

 

事務所は会計士とベテラン女性パートさん2人。…えっ少人数とはいえたった3人?会計事務所の人数の相場は知らないので普通なのかもしれないと思いつつ少し嫌な予感がよぎりました。ベテランと言うことは年配で気が強いのかもしれないと。

 

でもせっかく決まったし正社員になれるかもしれないし職場の雰囲気は行ってみないと分かりません。とりあえず行くことにして、毒父には面倒なので1か月の勤務とだけ話しました。

 

 

少人数のところは人間関係が濃い

まずちゃんと朝に起きられるかが不安でしたね…そこからかよ?という感じですが、もともと朝が苦手だし1年ぶりの就業だったので。でも緊張感の為かちゃんと起きられました。

 

スーツ姿で緊張しつつ職場へ行ったのですが鍵がかかっていて入れません。えっ開いていない?と15分くらいの待ちぼうけの後にようやくパートさん1人が出勤。会計士が事務所に来る9時より30分前に始まる勤務時間帯の私は、パートさんも時々来るのが遅い為鍵を持っていない限り誰かがくるのを待つしかありません。嫌でしたね…廊下で1人ウロウロするのは、雑居ビルの一室で人目もあるし。数日後にようやく鍵を貰えるまで朝から気鬱でした。

 

仕事はまだ全然序盤でしたが一言で言うとできませんでした…。自分の低スペックの所為もあるし、元々数字が嫌いな私には会計事務所は数字だらけ、計算だらけの地雷。勤務するうちに慣れるかなとも思ったのですが甘かったです。

 

ベテランパートさん2人は50代の女性で高校生と受験生の子持ち。この時点で話が全く合わず子育ての話やら、自慢話やらをずっと聞く羽目に。仕事中も会計士が出張や外出で居ない時もままあるのでずっと私語。

 

私は器用に複数のことが出来ないので、聞きながら仕事をこなせず結局聞くことにかかりきりで仕事が完了できない。話を断ればいいのは分かっていても断りにくく、仕事をしに来ているのに仕事が出来ない悪循環に。

 

更におしゃべり好きは相手のことを聞きだすのが大好きです。当時は姪っ子の高校受験を控えている時で色々希望高校のこととかを聞かれまくり、高校についての情報を聞かされるしそっとしておいてくれよ…ととても嫌でした。

 

 

結局1か月で退職し会社で働くことを諦めた

少人数は多人数のように派閥は無い分深いので、人数関係なく職場の人間関係はどっちもきついと思いました。

 

仕事が出来ない自分が辛くどんどん職場へ行くのが嫌になり、パートさんに注意される惨めさ等色々重なり気持ちがどんどん落ちてしまい、気分の切替えも下手なので事務所の雰囲気も悪くなってしまいました。分かってはいても自分ではどうにもできず本当は3か月の試用期間があったけど1か月で辞めました。

 

会計士から何か嫌なこと言われたのかどうかなど聞かれましたが何も言わず退社しましたが、2人がかりで強烈だし、もしかすると今まで何人か辞めたのかもしれないですね。

 

もう少し若ければたまたまこの職場が合わなかったと次に行けるのですが、この時点で5か所以上の職場です。今回の職場の人間関係はきついけどそれ以外の条件は良かったのに1か月しか持たなかったことで、会社で働くことに向いていないと痛感した結果、ここが外部で働いた最後の職場になりました。

 

 

まとめ

1か月ではありますが仕事自体は正直前職より楽な方だったと思います。電話はあまりかかってこないから電話応対が少なめ、来客もあまりなし、会議室設定とかもなし。パソコン入力をずっとしている訳でもなく年配のパートさんが仕切っているせいか転記等のアナログ作業が多いところも私には合っていましたし。

 

電車通勤は色々大変な点もあるけど地元嫌いな私にとっては別の場所へ行ける解放感の為か好きでした。帰りに色々お店へ立ち寄ることが出来たのも楽しかったです。

 

仕事が出来なかったのは、パートさんたちの絶え間ない私語も影響があると思いますが、働くこと自体にもう意欲が無くなっていたことが大きいかなと。働かないと生きていけないとは分かるけど、以前ならもう少し踏ん張れたのにもういいやと思ってしまったのは、ぽっかりと穴が空いてしまい生きること自体に冷めてしまった兆候が既に出ていたんでしょう。

 

だから思考が停止してしまいパートさんも色々教えてくれたのですが、何回も指示されても頭に入っていかなかったのかなと。以前なら我慢して行ったでしょうが、色々見切りをつけたと言うか…。職場が辛くて仕方がない方は期限を自分で決めるのもいいかもしれませんね。

 

根本的に人間が嫌いで怖くなってしまった私が、人がいることありきの職場が無理なのは当然かなと。人を克服するか受け入れない限り外では働けないなら、かなり以前からもう無理だったんでしょうね。逆に言うと非正規でも短時間でも、ここまで低スペックなのに色々なところでよくここまで働いてきたよ自分と思っています。

 

最後の職場は今でもパートさん2人でやっているのでしょうか。年齢でも潮時だから近いうちに辞めると言っていたけど。今迄のところも含めて辞めた後の職場はどうでもいい感とどうなっているんだろう感が半々になります。縁も全て切れているので知る由もないですが。

うんざり会社・転職活動
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