私は今もガラケーです(ほんの数年前まではガラケーが主流だったのになぁ…遠い目)。スマホも気にはなるのですが、ラインとかするほどの相手いないし(苦笑)、SNSも更に病みそうだし、写真は嫌い、壊れやすく高いイメージが強いので頑丈で安いガラケー派です。PCをわざわざ出さなくてもスマホなら片手間でネットできるのは凄く魅力ですが、そうなると際限なくやってしまいそうでそれも怖いです(PCの場合持ち運びとか手間がある為1日中は無いので)。
メールも退職してからはほぼ姉にしかしないのでかなり前の履歴も未だに残っています(メールが多い人やまめな人はたまってきたらきちんと削除するんでしょうか?)。ふと4年前の履歴メールを見たら、毒母の亡き年でメンタルボロボロの年だけあって内容は暗黒だらけ。毒母の状態と、亡き後は毒父への愚痴、苛立ちの間に会社へのストレス…。結果はどうあれトリプル重なって良く頑張った私、と改めて思います。
毒父への愚痴メールを見て4年前の怒りが改めて沸いてきてしまったので、今回は当時のことを思い出しながらメール内容について怒りの内容を書いていきます。
引用元:Steve BuissinneによるPixabayからの画像
毒父にとって絶対の存在のお姉さん
毒父は自分が絶対王者ですが弱い相手が数少ないけどいます。記事にも何回か書きましたが、最も大きな存在が毒父の姉(私からは叔母に当たります)です。叔母は毒父が幼少から面倒を見て、工場長を務めた工場の元の経営者であり、経営から退いてからも現場の仕事にあたり、毒父にとっては恩人のようなものです。
毒父のような支配タイプは自分がお世話になった人や自分より上の権力者、年上には途端に態度を変えますからね。逆に自分が支配下の家族には、たとえ自分より年収がいいとかいい仕事についているとかだとしてもずっと下に見るでしょう。自分が絶対王者の地位を年下で女性の妻や娘に譲る訳がありませんし、典型的な男尊女卑タイプですから。
毒父の(数少ない)弱点についての記事はこちらです。

たまに食材やお土産、姪っ子へのお小遣いやお年玉など毒父を通して貰っているので、毒父も恩義を更に強く感じている筈です。トドメは毒母の治療費ですね…出来れば援助してもらわずにしたかったんですが…。額も大きいしありがたく思うのはいいのですが、毒父がそれを恩着せがましく言ったんですよ。
「姉だって色々援助してくれているんだぞ」
地雷ワード連続の発言をドヤ顔で言い放つ毒父
当時は毒母亡き直後で手続きやお金のこと、遺品整理や仏壇調達など色々考えることが多く、恐れていた毒父とのマンツーマン同居の始まりに加え、会社でも悩みやトラブルを抱えていて本気で心身ともにギリギリでした。
モラハラ発言ばかりの毒父の記事はこちらです。

特に手続きやお金関係は出来るだけ関わりたくない毒父と流石にやりとりをしなければいけない機会が多く、毒父にその都度注意やお願いをしていたのですが、その度にイラッとくることが重なり疲れてきた矢先でした。
4年も前のことなので詳細は覚えていませんが喧嘩の最中だったと思います。なんとか分かってもらいたい、これからのことを考えてもらいたいと、頑張っていた頃だったので私なりに一応頑張って色々伝えました。でも話すうちにヒートアップしてしまったんでしょう。余程の菩薩ではない限りあの毒父と数十分まともに話せないと思いますし。
話の途中で毒父が地雷ワード連発したんです。
「いつでも出て行っていいがお金を貯めてからだな」(ドヤ顔)
「俺は自由にさせてきてやった」(見下し顔)
「姉だって色々援助してくれているんだぞ」(見下し顔)
…このワードは親にとっては気持ちいいだろうけど絶対的権力を振りかざしたNGワードの典型と思います。
いきなり連続で地雷ワードを出されたので、あまりのことに一瞬頭が真っ白になりました。いいですよね…毒持ちは恥も相手のことも一切考えずに自分の思うままに言えるんだからそれは楽でしょうよ。脳内で毒父の言葉を繰り返してみて改めて、はぁぁぁ~~~!?と後から怒りが…。
もう限界だから家を出たいと言ったと思うのですが、この時はまだ具体的な準備はしていないけどと言ってしまったので、そう簡単にこの家を出られないだろうと改めて毒父に確信させてしまいました。言われた瞬間は流石に毒父も驚いたものの、すぐにドヤ顔で自分は別にいいけど金がないとダメだよな~と。一見子供の気持ちを考えたように聞こえるけど実は見下している発言です。
自由にさせてきてやったと言うけれども、毒親は子供に衣食住を与えただけでいい親認識ですよね。そりゃ世間の虐待ニュースとかあまりに酷い親に比べれば圧倒的に良いでしょう。身体的暴力はふるっていないし、一応進路にも会社にも口出ししていません。
ですが暴言も立派な暴力だと言うことが毒父には絶対に分からないんですよ…。仮に1人になっても生きていかれるような基本的なことを全く教えず、自分は仕事、育児は妻任せの人に自由なんて耳障りいい言葉を使ってほしくありません。肝心なことは教えず支配し衣食住を与える育て方はペットに例えると飼い殺しです。だから虐待を受けた多くの動物がもし後から飼い主が優しくなったとしても、震えて絶対に懐かないのと同じです。
叔母が色々援助してくれたと言うのは姪っ子たちのお小遣いや食材のことなら、貰った後にちゃんとお礼も言っているし、ささやかながらお返しもしたし、毒母の治療費援助なら勿論知っています。それをあえて俺の姉も援助しているんだぞと言い聞かせることは、私は姉のありがたみが分かっていないと思われたと言うことで凄く不愉快です。と言うかそうなんですね、感謝しております、とか言わせたかったんでしょうか。
普段は家族信仰強いのに自分に都合が悪い時は関係ないと言い放つ
そんなに援助を強制的にありがたく思わなければいけないのなら私も言わせてもらうと思い、「じゃぁ私も母に給料を2年近くほぼ毎回貸していたんだよ。毒父の年金でやって行かれていると思っているだろうけど生活費で足りない分は私が援助していた。全部返してはもらえなかったけど」と言ったんですよ。そうしたら「俺はお前から借りていないし、あいつが勝手に借りたんだ」の一言で終わりですよ。
…それなら私だって私が叔母から借りていたのではなく、毒父に甲斐性がないから治療費を借りざるを得なかったってことで、私は一切感謝を強制される覚えはないことになります。毒父があれだけ家族だ、家族で助け合うぞとか気持ち悪い発言をしょっちゅうしていたのに、娘が母に貸したお金はノータッチで自分には関係ないはあまりにも失礼ではないですか。
別に年金暮らしでバイト代も自分の為だけにしか考えない金銭管理で気配りも一切ない毒父に、毒母の借金を代わって自分に返せるとは思っていないし、あのお金は貸したのではなくあげたと思うことにしています。中々割り切れませんが…。だからこそせめて毒母に実はお金の援助をして助けていたんだな、すまなかったなとか大変だったよなとかの言葉が欲しかったのですが…。毒父に期待を一切してはいけないことがこの一件で確定しました。
それでいて明らかに毒父の現役世代より景気が大変な今の時代に、お金を貯めてからとか貯金は出来ているのかとか他人事のように言われると相当腹が立ちます。お前の奥さんの責任もあるし、全くお前が悪いと言うことはないのかよと。
毒父の金銭管理についての記事はこちらです。

世代間の苦労の違いについての記事はこちらです。

まとめ
流石に4年前だと詳細は忘れてはいますがNGワードはしっかり覚えていました。怒りがある日突然思い出す=思い出し怒りを発生する時こち亀のやることなすことついてない人無加月さんを思い出します。すごく共感するキャラです。でも両さん…残念だけどいいこと悪いことバランスよくなんか来ないよ…悪いことばかりですよ(泣)
以前の記事に書いたかもしれませんが、毒母の余命宣告、少しずつ弱っていく姿を見てさすがの毒父も私との同居を観念し(不本意だけど毒父も少なからず嫌だったと思うし、大体片方が思っていることと同じことを相手も思っているものなので)、少しは気配りとか芽生えるかな~と。
よく定年退職後や妻亡き後にありがたみが分かったと言う高齢者の意見も聞きますし…。でも全く変わらずで、甘すぎました。心が丸くなるキャッチフレーズのお酒の白鶴のまるをほぼ毎日飲んでいるのに性格はちっとも丸くなりません。
緊急事態時こそ人間の本性が分かることを痛感しました。だから今回のコロナ禍で収入減や一緒の時間が増えたことにより、夫婦間の喧嘩が増えたり相手の見下し路線が増えたりしたら、それは定年後かいつか来る将来の姿です。
今が心底嫌な場合は年を取ってからますますパワーアップする可能性大なので、これからのことを今のうちに考えた方がいいかもしれません。嫌気がさして旦那さんの断捨離を秘かに考えている奥さんも結構いるみたいだしコロナ離婚も増えているみたいです。
安定な状況で仲が良いのはある意味当たり前だから、金銭でも精神的にでも余裕がなくなった時にこそ本性が分かりますよね。私の毒親も工場経営時の余裕がある時には見せかけだけでも一応夫婦や家族仲が成り立っていましたから。工場閉鎖した途端笑える位見事に転がり落ちましたよ。お金が全てでは決してないけど大部分がお金です。でもそのお金も国が破産したらただの紙くずになり無意味なんですけどね。ありえなくはないし。
だから最期までお互いにいい夫婦、家族だったと言える方たちは本当奇跡に近い確率ですし、心底羨ましいです。結婚や出産がではなく信頼できる人に会えたことが。私には幼少のころから人間関係も生き方もへたくそだし自分が大嫌いなので、友達関係も上手く出来なかったし、まして他人と親密な関係を築くなんて絶対無理でしたから。余程人間に向いていないんでしょうね。