鬼灯の冷徹 30巻 ネタバレ! あらすじと感想とまとめ

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鬼灯の冷徹 30巻 江口 夏実  モーニングKCについてのあらすじと感想とまとめの記事です。

 

 

29巻のネタバレ記事はこちらからどうぞ。

鬼灯の冷徹29巻 ネタバレ! あらすじと感想とまとめ
鬼灯の冷徹 江口夏実 29巻 週刊Dモーニングについてのあらすじと感想とまとめの記事です。

 

 

この記事はネタバレありなので閲覧にご注意ください。

 

引用元:Manish DhawanによるPixabayからの画像

 

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鬼灯の冷徹 30巻のあらすじ

動物たちが集まる食堂で大猪のハッカイが前巻に続いて再登場。セクハラ談義の中で亡者が逃亡し獄卒の多くが捕り物参加する中ハッカイは?

 

為政者専用地獄は日本にも西洋にも存在する。鬼灯様とシロちゃん達が桃太郎君をお花見に誘い、白澤様や神獣たち、リリスや配偶者たちも参加!

 

天探女と春一さんの初デート!春一さんの絶対的主張とは?

 

夜叉一先輩の子供たちが新卒獄卒に。先輩風するシロちゃんだけど…。

 

編集者の亡者が漫画家世界の壮烈なバトルを語る。

 

アヌビスさんがエジプト霊の概念バーとカーを解説。

 

芥子ちゃんがマキミキと参加したのはどんなパーティ?

 

閻魔大王の奥さま初登場!孫たちが演じる学芸会の内容は?

 

石長姫と天探女の友達、円野比売命の壮絶な過去とは。

 

 

第254話 自分のポリシー絶対の猪

冒頭から干支談義、続いてセクハラ談義で動物獄卒たちが盛り上がりまくり。前巻で登場した大猪ハッカイさんを始め火車さん、牛頭馬頭と大型で強い動物たちだらけで凄い迫力!セクハラ談義での一方的ではなくお互い様の考え方は説得力ありです。

 

馬頭さんのおっとりした言動が前から好きですv火車さんのマイペースぶりは相変わらずで気持ちいい。ハッカイさん…1tもあるのか!実際200kgの巨体の猪のオスもいるとか凄すぎる。そしてハッカイさんの突進を止めた手腕とハッカイをも認めさせる鬼灯様はやはり強者です。

 

 

第255話 悪徳権力者たちに是非地獄に落ちてほしい

麒麟と鳳凰の奥さまが旦那様に本当そっくり(笑)神獣の中で唯一独身の白澤様の超ポジティブ感が眩しいです。悪徳為政者が落ちる地獄は是非壮絶であってほしいです!EUにもあるんですね~。FF4は大昔にゲームしたきりなので分かりませんが漫画家はゲーム好きが多いですね、ゲームネタが随所に入るのが嬉しいです。

 

鬼灯様やシロちゃん達、桃太郎君や白澤様にリリスに神獣に奥様旦那様とあっという間に賑やかな花見に~。楽しそうでいいなぁ。確かに神と悪魔の両方と適切な交流がある鬼灯様が前話に続いて凄いです。

 

 

第256話 春一さんと天探女が遂に初デート!

個人的に今巻で1番気になっていた話です(笑)。天探女は初登場以来凄い存在感と白澤様や弟切さんたちまで恐れるタイプですからね。かなりの変人で変態な春一さんが猛プッシュするところも凄いけど、一体デートはどんな感じなのかと興味津々でした。

 

冒頭からデートをすっかり忘れて八寒地獄でワカサギ釣りや物凄いスケートとスケボーを鬼灯様と座敷童子ちゃんにドヤで披露とは(笑)子供がアホの天才で尊敬すると言うのは分かります。

 

デートは鬼灯様の案内で八大地獄のアスレチック。座敷童子ちゃんも春一さんも楽々こなすのが流石です。そして春一さんのブスに対しての言動が相変わらず酷い。けどブス論を真っ向から主張する春一さんは確かにおおおぉぉ~~!

 

現実は美人圧倒的優勢でブスは底辺の扱い、上辺の言葉が蔓延する中で本気で主張する春一さん。天探女すら引きつつも凄すぎます。でも確かに春一さんかっこいいです!ここまで聞かないと不愉快で終わるけど(笑)天探女を最終的にうんと言わせるほどだし。

 

天探女の持つ周りの心が読めてしまう能力は確かに先に煽らないとやってられないかもなので、前より天探女に好感がわきました。ここまで好意をストレートに全力で主張されたら、多少いやかなりの変態でファッションセンス悪くても悪い気はしないと思うので、振ったものの天探女はこれから春一さんとどうなるのかが気になります。言動は酷いけど春一さんだけなんですよね、そのままでいいって言ってくれたのは。羨ましいぞ天探女。

 

 

第257話 先輩と新卒あるある話

夜叉一先輩の子供たちが新卒に。冒頭で漢さんの演説を1分で切っておく鬼灯様の対処が的確で笑えます。新卒が入ると先輩風ふかしたいのは後輩にとってはうざいけど先輩からすると気持ち分かりますね。そしてシロちゃんとコーギー、芥子ちゃんまで怒らせ、真面目に後輩に諭すルリオまでロケットランチャー寸前の怒りに誘う恐るべき後輩たち

 

ルリオが言うように火車さんのような自由奔放さは結局実力あってこそなんですよね…世知辛い。うん、シロちゃん達は3匹でいい組み合わせですよね。そして絶対的上司の鬼灯様にはピシッと変わる後輩たちは腹立つけど見事です。確かに親と知り合いがいる会社に入社は気恥ずかしいでしょうね~。やはり人間は地獄でも生意気なんですね…先輩も後輩も一致団結するほどの最凶の生物か

 

 

第258話 漫画家と編集者の過酷なバトル

ゆとりある漫画家作品は見たことがないですが、編集者と漫画家の戸を隔てての無言の10時間のバトルが凄すぎる…。確かにそんなことをしている間に原稿描けはド正論だけど出来ないもんなんですよね~(しみじみ)。しかし漫画界の話に限らずフィクションと笑えない仕事全体に共通する暗黒さが納得できてしまうのが怖いです。もう漫画界が暗黒にしか思えませんね~。活版印刷とかアナログ全盛の話が懐かしいです。

 

 

第259話 アヌビスさんのバーカー講座

シロちゃんの頭にきのこが生えるのがデフォになりました(笑)バーとカーについては初耳ですが(シロちゃんと同じで私も馬鹿のことかと思いました(笑))作者の解説にあるようにエジプトと霊に対しての概念が違うんですね。

 

まともな霊のバーより不安定な霊のカーの方が多くのキャラ達に支持が高いのが…(笑)確かにカーを生み出す元凶ともいえるのはマスコミですね。自由にバーカー談義と政治的談義がする中シロちゃんらしい締めで(笑)

 

 

第260話 閻魔大王の奥さま初登場!孫と丙ちゃん登場の学芸会も

閻魔大王の奥様が登場!穏やかで上品な縦長の女性(笑)丙ちゃんの木の役は普通残念な筈がそういえば忍者に木は欠かせないですよね~お父さんにとっても嬉しい役抜擢ってことで。

 

めめちゃんの機械のプロならではの猿と雉が凄い。木になりきる丙ちゃんも凄いしそれぞれの役に上下なくハイレベルで楽しい学芸会です。

 

 

第261話 マキミキと芥子ちゃんがパーティ参加

プライベート中のミキちゃんを見てテンションあがる芥子ちゃんが可愛いvマスコミ小判を見つけた途端に怒る芥子ちゃんのギャップも♪マスコミ小判からミキちゃんを守るために小判と芥子ちゃんのバトルが仕種と表情、セリフと擬音まで可愛すぎる。あの小判でさえ去っていく…鬼灯様と同じ位の直情的な怖さですからね。

 

マキちゃんの派手な変装が相変わらずで、さすがに頭にモモはしていないですね。まさかの金魚草パーティで新種の金魚草が確かにちょっとH…///。

 

 

第262話 壮絶な過去と毒吐き話

私も木霊ちゃんのように光合成したい…。確かに綺麗な人柄には綺麗な環境が大きいです。毒化する現世を痛感するので鬼灯様と木霊ちゃんの毒性の植物話と、石長姫、天探女に初登場のマトノヒメの毒談話が共に興味深いです。醜い顔で自害は酷い話だけど結局は石長姫の言うとおり真理です。

 

鬼灯様が言うように残酷な状況を問題にするべきなのに何故マトノヒメ自身が恥扱いにされてしまうのか、自己責任等の強論が横行する今は凄く共感します。石長姫の質問にも相変わらずマイペースだけど鬼灯様自身も壮絶な過去持ち。強烈な毒過去や毒持ち達を優しくなでなでする木霊ちゃんの優しさにほろり。世の中本当毒だらけだから。

 

マトノヒメは穏やかだし石長姫も言っていることは納得することばかりだし(天探女はちょっと対応するには私にはハードル高すぎて難しいけど)、私も毒談義参加したいです(笑)石長姫は鬼灯様への恋心無くなってしまったのかなぁ~少し残念。まぁ手ごわすぎる相手ですしね(苦笑)

 

 

鬼灯の冷徹 30巻のまとめ

今巻も読み応えがある作品でした。現世を象徴した話や考えさせられる話を交えながらギャグもバランスよく入り読みやすく、どの話も読後感がとてもいいです。特に春一さんの主張や最後の毒話は偏見に悩む方にとっても胸がすく内容になっています。

 

次巻が最終巻でラストが近い為かレギュラーキャラの配偶者など初登場キャラが多く、全体にオールキャラ風味で大賑わいの巻でした。鬼も動物も亡者も悪魔も皆が伸び伸びしているのでこんな地獄なら逝ってみたいと思えるほどです。

 

次巻で完結はとても寂しいですが、いつも通りの雰囲気の完結だといいなと思います。

 

 

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