ハイキュー!! 古舘春一 38巻 週刊少年ジャンプについてのあらすじと感想とまとめの記事です。
37巻では烏野と音駒戦が終了し烏野が勝利。一方梟谷と狢坂戦は色々考えすぎて不調気味の赤葦さんだが、エース木兎さんの強烈なスパイクが試合を動かし始める…!
37巻のネタバレ記事はこちらからどうぞ。

この記事はネタバレありなので閲覧にご注意ください。
ハイキュー!!38巻のあらすじ
梟谷エースの木兎さんの絶好調のプレイに対して不調気味の赤葦さんはベンチへ交代。
ベンチに下げられている間にチームメイトたちのプレイスタイルを観察する赤葦さんは、自分のプレイスタイルを見直し復活する。
木兎さんや赤葦さんを始め勢いに乗る梟谷。
狢坂もエース桐生さんを中心にチームメイトたちが支え、その支えにより桐生さんも奮戦するが激戦の末に梟谷が狢坂に勝利する。
鴎台との試合の直前に日向はついに憧れの小さな巨人と対面する。いよいよ小さな巨人対決の鴎台と烏野戦が開始された…!
絶好調の木兎さんに対して不調の赤葦さんはベンチへ
ヘイヘイヘーイ!と絶好調の木兎さんが見ていて気持ちいいですね!
けれど赤葦さんは色々考えすぎて不調気味。
自分の不調を冷静にリセットする赤葦さんですが、更に考えすぎてしまいとうとうベンチへ…。
う~ん、分かりますね~。焦るあまりどんどんマイナス思考に陥ってしまうのは日常茶飯事です。
ベンチへ下げられる直前の音駒の山本さんの言葉は強く共感!
木兎さんの赤葦さんへの一言が、単純で簡潔な言葉だからこそずしりと来ます!
ベンチで冷静な赤葦さん復活!
ベンチに下げられて自己嫌悪に陥る赤葦さんとそれにびくっとなる監督とマネージャーが面白くて可愛いです(笑)
赤葦さんへの監督の言葉も、冷静で堅実な赤葦さんにすとんとくる言葉ですよね。赤葦さんの独特の言葉に??な監督がまた可愛い。
赤葦さんの思考の取り戻しと木村さんへの冷静な指摘、エース木兎さんの赤葦さんのトスへの絶賛ととても気持ちがいい流れでした!
狢坂の桐生さんと仲間のやりとりに注目!
堅実派の桐生さんにはムードメーカーでひたすら楽しくプレイする木兎さんは天敵でしょうね。
その苦手さがとても分かります。
でも桐生さんもいいチームメイトに囲まれましたね~。
重く悩む桐生さんへ、おバカだけど(笑)スカッと肩の荷を下ろしてくれる一言が最高です。
そして木兎さんとの対決へ再び立ち向かう桐生さんがかっこいいです!
木兎さんと桐生さんのバレーへの姿勢
いつも元気で楽しくプレイする木兎さんの少し切ない過去が冒頭で回想されましたね。悪者扱いだけど、元気な木兎さんにチームメイトが引いてしまう、ついていけない感覚もよく分かります。
だけどそんなちょっとした孤独感にも負けずに走り続ける木兎さん。
桐生さんを思わず笑わせる木兎さんはやっぱりすごいですね~。
赤葦さんの地味なリバウンドにも反応し吸収する木兎さんは、派手なプレイが好みなだけではなくとにかく楽しくプレイする為にどんどん自分のレベル上げに専念します。
冷静な赤葦さんのもっともなツッコミにも笑えます。
難しめのレシーブにも合わせてスパイクする桐生さんに木兎さんも注目。
お互いに真逆のタイプだからこそ認め合って刺激し合うエース対決最高ですね!
梟谷VS狢坂戦終了
狢坂の女性監督もきちんとエースやチームメイトたちを見てくれるいい監督ですよね^^
そして無理があるレシーブやトスでも自分がきっと攻撃すると断言する桐生さんが、堅実なタイプだけど本当凄いと思います。
同じく堅実派の赤葦さんもいつも通りにプレイすることの難しさを木兎さんがちゃんと認めてる所が良いです!
この時のチームメイトたちのやりとりがほのぼの笑えます~。
梟谷が勝利しついに試合終了…。
桐生さんと木兎さんの握手、桐生さんへのチームメイトたちの称賛、桐生さんのチームメイトたちへの想いと狢坂もしっかり試合後の描写が描かれているのがまた泣けます。
一方赤葦さんの反省タイムをずかずかとくる木兎さん(笑)赤葦さんにとって初めての恐怖じゃないでしょうか、今回の狢坂戦。
木兎さんと赤葦さんのやりとりとても良いですね~真逆のタイプの会話は本当面白くてためになります。そしてそれを見守りツッコむチームメイトたちも勿論良し!
鴎台VS烏野戦直前!小さな巨人遂に登場
試合直前のそれぞれのチームの過ごし方ややりとりが凄く好きなんですよ。今回の烏野も全てが見所ですね。
王様気質の影山がきちんと自己管理日記をつけて、日向が認めるほどバレーに対して自他ともに厳しく真面目な所や、3年生トリオの肉談義、山口君の次の試合への決意に対するツッキーのツッコミや、烏養コーチと武田先生のやりとり、谷地ちゃんの元気組への理解できない思考とか…。
シリアスとギャグのバランスが相変わらず絶妙です。
そしてついに…小さな巨人が登場!でもバレー辞めていたんですね…それもリアルです。
日向と星海の小さな巨人対決最初から激戦!
鴎台の星海君といい小さな身長はえてして周りからからかわれやすいですね(笑)小柄で可愛い雰囲気ですし。日向に対するツッキーと影山の容赦ないやり取りがまた笑えます。
しょっぱなから日向の凄い跳躍とスパイクが炸裂しましたね!
影山のどの試合も冷静で強気なサーブは本当凄いですね~及川さん以外に敵なしっぽいです。
そして鴎台の小さな巨人の星海君も凄い跳躍のスパイクで、日向と甲乙つけがたいプレイ戦です。
その後影山のサーブに流されてサーブやや失敗な星海君が可愛いです。
しかしもう日向のびっくりタイムが終わりで冷静に対処しあおる昼神くん。
これは日向と影山に火をつけましたね~!
ハイキュー!!38巻のまとめ
木兎さんの驚異的なエースぶりと堅実志向な赤葦さん、桐生さんの思考の対比が凄く良かったです~。
主人公が属するチーム以外の脇の試合も全て捨て試合なしのハイキュー!!は本当にすごいです。
38巻にてようやく日向の憧れの小さな巨人と対面しました!バレーはもうやっていないという小さな巨人。辞めるまでの間のことなどはどう描写されるのか続きが気になります。
また小さな巨人対決の鴎台戦も、星海君は勿論曲者決定の昼神さんにも注目ですね!