毒父はイージーモードの人生

毒親
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人生はゲームと同じくハードモードとイージーモードがあると思います。精神論支持の方には分からないと思いますが、個人の努力だけではどうにもならない運や環境などは大きく関係すると思います。

 

個人的に毒親はイージーモード人生が多い気がします人格が破綻したままでも何とかなってしまったから毒親になってしまったのかなぁと。そして毒父もイージーモードと思います。イージーモード人生なんて想像できませんが思い切り身近に居ましたよ。

 

前にも書いたかもしれませんが(毒親の記事を書きすぎて何をどこまで書いたかが分からない…似たような記事はブログあるあると言うことで)毒父の人生の概要を書いていきたいと思います。

 

引用元:Flash AlexanderによるPixabayからの画像

 

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幼年は周りの女性陣が世話をして三男坊で優雅な暮らし

毒父は7人兄弟の3男坊です。中高年世代の親は兄妹が多いですよね。長男は家を継ぐとか次男は長男のサポートなどがありますが、三男は家のしがらみからも離れやすい自由な存在のイメージです。しかも2人の姉と母親が面倒を見てくれるので男はふんぞり返り、家事は女性がやるものと言う感覚が10代でしっかり植えつけられました

 

 

自分に尽くす妻と支配しやすい娘

支配タイプの父親は支配しやすいタイプの妻を選びます。支配されない位に気が強くて芯がしっかりしているタイプなら即離婚か逆に支配されてしまいますからね。女性に支配されるなんて毒父にとってはかなりの屈辱でしょう。

 

偶然か必然かは分かりませんが念願叶って自分に尽くすタイプの妻を選ぶことができました。娘の私から見ても毒母は相当な尽くしぶりでしたからね。毎日の朝と夕飯を用意し毒父好みの食事を作っておく、プライベートの外出さえ服装を靴下までセットし置いておく等。

 

特に食事は椅子にふんぞり返っているだけで、酒も用意されつまみを先に食べて、おかずの後にご飯をわざわざ用意する等毒父の食べたいようにしっかりと準備しましたからね。食事後は勿論片づけずそのままテーブルの上に置いたまま…。

 

尽くすタイプの母親も愚痴や不満がたまり、隠れて娘(主に私)にぶちまけていたので、支配欲の旦那と尽くす妻の関係を長年間近で見ていたら、結婚なんて夢を抱くわけがありません。

 

子供も息子ではなく娘なので男尊女卑の毒父にとっては、家の中に3人も自分の部下がいるようなものです。姉は毒父と似たタイプで元気なので毒は軽くて済みましたが、私と毒母はもろに直撃してしまいました。

 

 

工場長で激務とはいえ基本的に周りを気にせず自由に勤務

周りにペコペコするのが嫌だと20代で会社を辞めてからは叔母の経営する工場で働いた後に工場長へ。毒父が工場長の時には工場も小さくなり叔母以外は毒母とおばちゃんパートさん2人なので、家に続いて女性ばかりなので職場でも毒父天下です。さすがに取引先には殊勝でしたが、権力者にはへこへこし自分より下には支配欲が高まるタイプになることになりました。

 

小さいとはいえ工場長と言う総責任者は責任が重く色々大変だっただろうけど、職場の人間関係(派閥や中間色的立場)に関わることなく自分が1番でいられた時点でかなりのイージーモードと思います。

 

 

廃業後は年金と短時間のアルバイトと面倒事は娘に任す

廃業時の処理や対応は毒父も帆走して大変だったのは記憶にありますが、周りの助けもありなんとか資産なしだけど借金なしの状態で廃業できました。年金だけではやっていけないのでパート探しに何十年かぶりの転職活動。歳のこともあり何件かは不採用の後に短時間勤務採用され今に至ります。もう10年か…。でも転職活動中の履歴書を書いたのは5件くらいなので、今のシルバー雇用の厳しさを見るとかなり幸運だと思います。

 

その後は家計など基本見たくないことや面倒な手続きは毒母と娘2人に任せ自分は知らんふりなので、廃業後も基本的に毒父は自分のことのみで生きています。

 

 

まとめ

毒父自身にも大変なことや辛いことがあったとは思いますが、嫌いきっている相手の事情などどうでもいいです(冷笑)そんなことより毒父の周りがハードモードすぎ…。

 

基本的に毒親はイージーモードで、(特に毒親の毒を長年受け続けた)毒親育ちは超ハードモードだと思います。毒親の運の良さは毒親育ちから運を吸い取っているようなものかと。身近で元凶を見続ける屈辱は相当です。

 

70歳を越した毒父は女中扱いをしてきた妻が亡くなり持病も一応あるけど、幼少の頃からハードモードの私にとっては今まで謳歌してきたから充分だろうと思います。本人は苦労ぶっていますけどね、毒親の流す毒を黙って受けている方はたまったものではありません。本気で本当に毒父が困るところや苦しいところを見てみたいものです。勿論周りに毒をまき散らさず毒父自身のみに振りかかる前提ですが。

 

毒父がもしもとてつもない苦痛を味わう病気や怪我になったとしても私は心配を一切せずざまぁみろの感覚でいられる自信がありますが、結局は最後までイージーモードな気もします。世の中は理不尽なものですから。

 

毒親うんざり
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