毒親育ちだと生涯のハンデが大きすぎる

毒親
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どんなに頑張ってもどうしても合わないどうしても嫌いな人、憎まずにはいない人っていますよね。その相手が誰でも辛いですが特に辛いのが親である場合ではないでしょうか。

ここでは自分の毒親についてと自分が考える毒親への最短の対処法を紹介したいと思います。

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自分の親が毒親と思ったら毒親である

毒親という言葉は数年前から聞かれるようになりましたが、毒親の概念ってよくは分からないんですよね。私のイメージでは虐待とか最低好意をした親がまずあてはまるので、とにかく生活はさせてもらったから毒親ではないのかなと思った時期もありました。

 

毒親とは否定型、放置型、否定放置型の3タイプがありどれが当てはまるかというと、まぁ否定放置型ですね。

 

学生時代に苛められて苦しんでいた時に毒親に言われた今でも忘れられない言葉が、なぜ何も言わない。これでは苛めたくなる。と言ってのけたことです。本人は数分後には忘れているでしょうが言われた方は30年以上たっても覚えています。

 

クラス全員が敵の中で向かっていける子どもなんてどれくらいいるのか…そんな人がいるからどんどん人間不信になってしまうのにそういう人ほど分からないんでしょう、一生。

だから他の人にうちの親は毒親と言うと、育ててもらっただけいいとか訳分からないことを言われますが、親なら育てるのが当然のことですよね。結局自分が毒親と思ったら毒親ということで。

 

毒親と決めつけても何かいいことがある訳ではないですが、自分の性格が歪んだのはこんな毒親の所為だから歪んでも当然だよねと思えるようになれることがわずかな救いでしょうか。

 

☆毒親について参考にしたサイトはこちらです。

16才で家出して自由を得た子ども

 

 

毒親の原因

同居中で来年早々にはもっと一緒に居る時間が増えてしまうことを思うと嫌で嫌で仕方がないですが。そもそもなんでここまで親のことが嫌いになってしまったのかという原因をあげてみました。

 

自分が正しい思いこみ的外れ発言が多すぎる

凄いですよね毒親って。自分が思い込んだらはぁ?と思えるようなことでも押し通してしまう

 

今でも許せないのが亡き母の葬式の相談の時。

葬式代にはお金がかかりますよね。正直手術代も親戚に借りてしまったので、残り僅かなお金をこれからの生活費に使いたかったわけですよ、私としては。

 

それを相談したら、毒父は自分の妻の葬式に金をかけなくてどうするんだ。そんなみっともないこと出来ない!と決して譲らず無宗教のくせに坊さんを呼ぶことをずっと希望にしてて、お金の面からも私と姉で猛反対して漸く譲りましたが結局150万以上使いました。

 

本人は満足でしょうけどその後の生活費はどうするんだよ!と思いましたが、当人はもう終わったことだと何も考えません。そりゃ後のことを考えないでいられたら楽でしょうね。

 

あとは納骨の日。親としては失格だった母親でも人としては好きでしたからね。当然納骨には間に合いたかったのです。

ところが前日に用意していた花を当日の朝こんな花ではみすぼらしくてみっともないとか言って(普通の花ですよ?)、わざわざ納骨日当日に私と姉で急遽4000円出してお花を買って駆けつけた時にはもう納骨は終わっていました。

 

墓もない樹木葬なのでほんの数分花を置くだけであとは再び家に持ち帰る花を、なんでそんなに豪華にしなくてはいけないのか、しかも花のことなんて普段無関心なくせに。ちゃっかり自分は納骨に間に合って偉そうな顔した時には殺意がわきました。

 

他にもいろいろありますが亡き母を偲ぶはずの行事がお通夜と葬式、四十九日とほとんどが喧嘩や呆れた言動ばかりなので、もう流石に我慢の限界を通り越してあの人の人格そのものにあきれ果てました。

 

 

必要なお金を使い込んだ

結局生きていく上で1番必要なのはお金ですよね。家は工場経営をしていたので不景気の間も何とか生活できていました、というか結構裕福でしたね。それは確かに毒親といえども工場長の父親の手腕のおかげもあるのでしょう。

 

ですがいくらお金があったとしても使い込んでは意味がないですよね。毎月の給料は自分が好きだから、趣味とはいえギャンブルにつぎ込みすっからかん。家計を預かる母親もどんぶり勘定でずっとやって行かれるはずがなく娘に金を借りる日々…それなのにマットなどの雑貨などはしっかり買い物をして使い込む。

 

普段の家系管理は奥さんにお任せとばかりに威圧だけで何も把握していない父親…。

その挙句が貯金ゼロという末路。

 

それでも俺が食わしてやった、生活が出来たのは俺のおかげと自負してやまない親のことが憎いと同時に滑稽でもあります。

 

いや、生活できていないし。賃貸だから支払えなくなったら即退去だから。

その引っ越し費用も自分の体だけで移動できるとお気楽に思っているだろうけど退去する時もお金、引っ越す時もお金、引っ越し場所を探したり手続きが必要と大変なことが分かっていないというか、人に押し付ける気が満々なのが腹が立ちます。

 

挙句に仮に毒親が亡くなっても保険を解約したせいで事故以外で一切保険金なんて入りませんからね。せめてお金がある毒親なら我慢のしようがありますが、お金がないのに威張ってる親なんてどこが尊敬できるんでしょうかね。

 

 

生活音がうるさくて存在そのものが憎むべき存在

元々声や生活音がうるさかったのですが年々生活音が莫大になり、些細な音でもイライラとしてしまう自分にはもう本当にしんどいです。

 

ドアの開け閉めから足音、くしゃみや鼻をかむ音、物を食べる時のくちゃくちゃ音、おならなど全ての音がうるさいんですよ。生活音だから生きている限り存在がうるさくてしんどい。

ようやく眠った時でも今度はいびきが半端なくうるさい。

 

そしてごくたまに静かな時でもテレビの音がうるさかったり、扇風機の音があまり良くないのを買った為か音がうるさくて、本人以外にも物がうるさいから本当手が付けられないです。

自分には分かりませんからね。1回MAX音を耳元にあてて普段これだけうるさいことを主張したいくらいです。

 

 

毒親に育てられると歪んだ性格がそのままで生きる羽目になる

身近なお手本のはずの親が毒親だと本とうに子供にとっては不幸で、生き方や考え方が最期まで縛られてしまうんですよね。

 

学校生活は勿論狭い世界観を離れたはずの職場でもトラウマをひきづってしまう、それがずるずると後を引いてしまい人間同士の関わりにも上手くいけない。

人間社会で人間と上手く関われなくなるというのは相当のハンデでそれが辛くて結局引きこもってしまい余計に悪化する…。

 

またもっとつらいのが毒親育ちの辛さが分かってもらいにくいんですよね。

 

メンタルの悩みは目に見えないだけにどれでも辛辣ですが、特に親子関係は他の関係の傷より更に重傷。

親は絶対的存在、子は親に感謝するもの、最期まで親子の関係は途切れないこの3つの固定観念が強い日本では同じ毒親育ち以外ではまず分かってもらえないでしょうね。

 

それどころか結婚もしていない一人暮らし経験もないと人間失格の烙印を押され、逆に親が可愛そうと総攻撃されますから。

 

旦那や子供の悩みは分かってもらえやすいのに親の悩みを言った途端軽く見られてしまうのが心底口惜しく、しばらくは相談も色々していましたが結局は生まれ落ちた負けということで諦めました。

 

 

出来るだけ距離をおくしかない

絶望的な結論ですが毒親の性格が変わることは殆ど不可能と思った方が良いです。

 

私も年をとれば少しは分かるかなとかずっと話し続ければいつか理解してくれるかなぁと今思うと甘すぎる考えをずっと持っていたんですが、母という最大の相方を失くした時ですらあんなだった時にもう無理なんだなと悟りました。

 

なので自分も親を理解することなんて殊勝なことを考えず、とにかく親との距離をおくことに専念しました。

まずは今まで高齢の毒親への同情もあり話も聞いたり相槌を打ったりもしていましたが、一切会話をすることは諦めました。一時は筆談にもしましたが却って書くことが面倒なので、最低限の会話のみにしました。

 

そして出来るだけ一緒の時間をずらし毒親が不在時には私が家に、毒親がいる場合には私が外出するようにとしました。

結構スッキリするのですが難点は外出する分のお金がかかることと、結局家には毒親が待ち構えているので心からの安定はないことでしょうか。

 

1人暮らしが1番ですが難しい時にはとにかく距離をおくことを専念するのが確実かなと思います。

 

 

まとめ

毒親の最大の迷惑なところは毒親と自分で気づかないことですよね。それを指摘してくれる他人がいるのが1番なのですが、そういう機会はほぼないのが辛いところです。

数ある悩みの中でも特に分かってもらいにくい毒親関係はプロですら相談しても解決が難しく、最終的には物理的に距離をおくことが1番だなと40過ぎてようやく悟りました。

 

1人暮らしは年を取るごとにどんどん難易度が高いので、もし若い時点で迷っている人は少し無理をしてでも脱出を心がけて下さい。

どんどん神経が病んでいくのでいいことは何もなしです。

 

人間性格なんて変わらないものですよね。毒親にぶちまけたいことが沢山心の中にあるので、私か毒親の最期の時にぶちまけようと思いながら真っ黒の心を抱えて生きています。

 

 

 

毒親うんざり
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