毒親と同居のストレス限界、あの時家を出れば今と違っていたのかな

毒親
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毒親とは素晴らしいネーミングでこんなに的確な名前はないと思います。まさに毒ですから。自分の毒で周りを弱体化させて毒を持つ自分自身はまるで影響がない…。毒父との同居は今年で4年目。よく我慢していると思いますが無気力…はむかう気力も尽きてしまいました。

 

同居のストレスをリアルやネットで言うと家を出ればいいのにと必ず言われますが、確かに毒親対策はもう脱出しかないんですよね、痛感するのが遅すぎました。今迄同居にうんざりして家を出たい!と言ったことは2回あります。

 

ここでは家を出たいと言った時の状況、断念した理由、毒親育ちは何としてでも脱出を勧める理由を書いていきます。

引用元:aranhaによるPixabayからの画像

 

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家を出たいと言ったのは2回

幼少の頃から毒家族で嫌でたまらなかった私は結局今でも毒父と住んでいますが、今までに別居したいと毒親に言ったことは2回ほどあり、どちらも結局断念しました。もしあの時別居していたらと想像しない時はありませんが、その時の状況と断念した理由を書いていきたいと思います。

 

20代から家を出たかったが金銭的問題と毒母に縋られた為断念

25歳の時に姉があっさり結婚して家を出て姪っ子を出産し、華やかムードの中取り残されてしまい、毒親のお世話にはなりつつもストレスも1人に集中したので既にうんざりでした。家を出たい~出たい~と思い毒母に言ったんですよね。

 

そしたら毒父の妻の典型的で娘に愚痴を言ってストレスを発散していた毒母にとって私は最期の砦だったと思います。私を一人にしないでと、よよょ…と縋るような目で見られてしまって凄く罪悪感。毒父の横暴さはこれでもかと言うくらい分かるし私が出た後2人きりでは毒母も更に地獄と思ったのでしょう。

 

情けないことに私には貯金がそれほどなかったんですよね…。非正規で転々としていたし自業自得でしょうが、どうしても続きませんでした。勤務時間とか仕事内容とか特別難しいものではなかったはずなのに。もう働くこと自体向いていないことがうすうす分かっていた頃でした。

 

だから結局やはり1人暮らしは無謀かなと断念し、まぁ我慢すればいいか…と諦めてしまいました。その頃は毒ではありつつも母も健在で毒父の攻撃を受ける対象が分散されましたから。毒父と毒母どちらか選べと言われたら毒母ですからね。毒父が先に逝くことを何故か信じていた私はまぁ毒父が逝くまでの辛抱だと勝手に思っていましたから、まさか毒母が先に亡くなり恐れていた毒父とのマンツーマン同居になってしまった時の絶望感は半端なかったです。

 

 

毒父とのマンツーマン同居2か月後、金銭的問題と1人になる毒父が不安で断念

毒母が亡くなり恐怖の毒父との2人きり生活。はっきり言って大嫌いな人との2人きり同居生活は半端ないストレスです。もろに影響を受けますし愚痴を言う同じ立場の人がいない孤独感が物凄く、毒母が亡くなってしょげて大人しくなるなんてとんでもなく今まで以上に凄いです。娘ですからね、見下し感が対妻以上。

 

最初の頃は毒母が亡くなった直後だし同情もしていたのですが、我慢の限界が2か月目で声てもう嫌だ!出ていく!と大ゲンカ。今迄の鬱憤をぶちまけました時はさすがに毒父も驚いてなんで出ていくんだ、ここにいればいいだろ、俺はあと5年も生きないとか言い出しました。

 

ツッコミどころ満載で、なんでってあんたとの同居が嫌で嫌で仕方ないからだし、また自分で寿命を勝手に言ってることにもうんざりだし。つーかもし5年だとしても5年も我慢しろと?って感じで。もうこの人本当駄目だ。と思い知りました。年を取って丸くなるとか伴侶を失うと伴侶のありがたさが分かるとか大嘘です。

 

結局その時も断念。本当自分で情けないのですが結局貯金がそんなにないからです。非正規雇用で収入は不安定の上、毒母の無心で2年間は貯金殆どできませんでしたから。だから同居を続けましたがこれが正直まずかったです。ほらな、俺がいないと1人暮らしなんてできないだろ?とますますふんぞり返る原因にしてしまいましたから…。

 

あとはがさつでおバカな毒父が1人だと、火元とかやるべきことの手続きとか大丈夫かと不安だったんですよ。心配ではなく不安しかない。賃貸だから火事でも起こしたら周りとかに大迷惑ですし、連帯保証人がお世話になっている姉ですからね…。毒父兄弟とかならまだしも。結局無理やり別居しても不安が尽きないなら同居の方がマシか…と思ってしまいました。

 

 

毒親との同居のメリットは何もなし!若いうちから何が何でも出ないと壊れる

再三書いていますが毒親と同居している方、毒親が若いうちに別居していた方がいいです。金銭面など不安なことが多いと思いますが正直毒親と同居のメリットは何もありません

 

経済的に救われることがあったとしても毒親も年を取ります。定年を迎えたら家にいる時間がさらに増えて過ごす時間が増えてますますストレスがたまります。まずテレビをずっと見ていたり暇そうにダラダラしていたりするでしょう。

 

そのくせ食事はしっかりととるし威張る場所が家しかないからますますのさばりますし、外を気にしないから不作法全開。面倒くさいことは全て押し付けられます。若い時に毒親だった場合は年を取った毒親は10倍以上の毒パワーを持つと思った方がいいです。手におえません。

 

他には病気や認知症も出てきます。そうなると日々のストレスに加えて介護を考えなくてはいけなくなります。民法では親の面倒を子供が見る義務はないとされているようですが、正直同居していたら施設に預けられないなら介護必須です。同居していて親が嫌でも目に付くから介護をせざるを得ないですから。自分を無茶苦茶にした毒親を介護までしろなんて何の地獄かと。介護したら感謝してくれるかもとか態度が軟化するかもとか淡い期待は持たない方がいいです、絶対にありえません。

 

貯金が少ないなど1人暮らしが不安なのは良く分かりますが、少なくとも毒親と物理的に離れる為ストレスは格段に減ります毒親との同居は自分の心身を絶えず破壊すると思った方がいいです。

 

 

まとめ

後悔しても仕方ないし家を出ても結局やっていかれなくて戻ったかもしれませんが、それでも一度くらいは1人暮らしをするべきでした。毒親がいない暮らしと言うのを経験したかったです。

 

毒親と同居ストレスを抱えている方。お金や生活は後からでもどうにでもなります。親を見捨てるようで罪悪感があっても、毒親に家を出ないでと頼まれても、周りが何と言っても親不孝と言われてもなんとしてでもできるだけ若いうちに脱出してください。長く同居するほど自分の心身が破壊つくされ回復不可能になってしまいます。記事にも書きましたが毒親が高齢になるほど家を出にくくなるので、若くて元気なうちが良いです。

 

どうしても家を出ることが難しい場合はとにかく自分の拠り所を出来るだけ作って、毒親と関わる時間を減らすようにしてください。毒親対処法は別居が最善の策なので同じ内容しか書けませんが、同居し続けて後悔しかない私からのつたないアドバイスが役に立てたら幸いです。

 

 

 

毒親うんざり
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