色々な毒のタイプがあるけど毒父の共通点は大体同じ

毒親
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世間はクリスマスと正月の混合の時期ですね。正月は一応日本の行事だから良いとしても、キリスト教でもないのにクリスマスのお祝いムードに冷めてしまいます。毒親育ちで楽しい思い出がないのが大きい原因ですが。

 

まぁ企業も必死なので経済効果、景気対策と割り切り、自分はクリスマス関係に特に乗っからないだけ。1カットのケーキを食べるくらいです。クリスマス関係なく、甘い物食べないとやっていられませんから。

 

今日偶然以前の職場の同僚のSさんと会い立ち話を少ししました。地元でももう1年くらい会っていなかったなぁと時の早さを痛感。楽しくてあっという間なら良いけどそんな訳は一切なくいつの間にか経ってしまっただけですが。

 

Sさんも毒親育ちで色々立場は違うものの(Sさんは既婚子持ちの50代後半)、親以外の毒タイプに巻き込まれやすいタイプで共通点が多いので、職場に居る頃から日常会話含めて話をよくしていました(同僚も私もとっくに退社済み)。今日の内容は主にお互いの毒父についてでしたが、分かる分かると頷けることが多かったです。

今回はSさんと私の毒父の話を通して、毒親(父)の共通点を書いていきます。

 

 

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幼い時からちやほやされてきた

Sさんの父は80代後半で次男坊だけど、長男が早くに他界してしまった為に繰り上げで長男扱いの家長ポジになりました。現代より遙かに家長制度が強い時代で長男を失った家にとって(他に兄弟が居るかは知りませんが)貴重な存在。良く言えば凄く溺愛された、悪く言うとわがままし放題に育てられたそうです。

 

一方毒父は三男坊。長男、次男は今も健在なのでSさんの父とは違い家を継ぐ責任が上兄弟に何かない限りない気楽な身分。もっと昔なら三男坊も肩身が狭い立場だっただろうけど丁度終戦年に誕生ですからね。男尊女卑が強い社会だから祖母や毒父の姉(叔母さん)が面倒見て自由奔放だっただろうなとは思います。あくまで想像ですが。

毒父はイージーモードの人生
人生はゲームと同じくハードモードとイージーモードがあると思います。精神論支持の方には分からないと思いますが、個人の努力だけではどうにもならない運や環境などは大きく関係すると思います。

 

親が厳しいから毒持ちになる場合も多いですが、逆にわがままし放題でも毒持ちになる可能性が大きいので、どちらが良いなんて分かりません。ただSさんと毒父の共通点から考えても、毒持ちの大きい原因はやっぱり親(幼少の環境)と思います。

 

子供は社会で育てる風潮や、子に何か問題があると学校に非難がいきやすいけど、(学校の大半が腐っているのは確かだけど)まずは親です。個人的に国や社会、学校が地獄でも、親がまともなら子はまともに育つ可能性が大きいと思っています。逆にどんなに国や学校等対外環境が良くなったとしても、家庭環境が悪かったら子供は狂ってしまう可能性が高いのではないかと。

学校に行きたくないと言って分かってくれる親はごく少数と思う
学校のいじめ問題が取り上げられるたびに加害者側の残酷な仕打ちに怒りを覚えます。実名報道をして同じ目にあわせてやればいいのに。だって自分がされても平気と思っているから相手にしかも複数でしているんでしょう?更に学校や教育委員会の多くが呆れるほど...

 

だからのんきにいつまでもとんちんかんな理想論を語っていないで、現実的に出来る方法、例えば子供を育てる責任とかデメリットもしっかり学校でも家でもどちらでも良いからしっかり教えるべきです。

 

更に言うと親の資格試験や子による親の通信簿とかも作って欲しいくらい。まぁどんなに制度を固めたとしても100%成功はなく毒持ちは出てくるでしょうけど。保身癒着改ざん何でもありの人間社会ですし。それでも少なくとも長年続いている毒親による罪は、子を産むことだけを異常に推奨、結婚出産は幸せとの決めつけ、子供は親のアイテム化にしている風潮のせいだと思います。

産めよ増やせよの大合唱で気持ち悪い
今日新聞でこのコロナ禍の中でまさか悠長に少子化問題が取り上げられるとは思わなかった私は心底驚きました。出生率が1.3まで落ち込んだので1.8への目標に手当の引き上げを論じるとしれっと掲載。怒りを通り越して失望一直線です。

 

 

仕事は出来るか権力を持っていた

Sさんの父は市役所職員だったようです。良いなぁ・・・毒父でもせめて資産があればなぁ・・・。公務員なら年金一般より多いだろうし、お母さんが堅実なら貯金もあるだろうし。どうしてもお金のことを考えてしまいますね。

 

でもこれだけお金お金と長年言われ続けてきた家庭だから何でもお金のことと結びつけて私より良いじゃないとか、つい思ってしまうこと自体はもう仕方がないと思う。勿論言わないけど。

悩みやストレスの大半はお金で解決(軽減)できる
殆どの人に悩みやストレスがつきものですが、悩める人たちに大金があれば解決まではいかなくても軽減は出来ることが多いと思います。金で買えないものはないと前に流行った言葉があります。この言葉も本人も嫌いですが、個人的に金で買えないものは確かにある...
毒親の特徴~お金に関する意識がめちゃくちゃな毒父~
毒親の特徴には暴力をふるう、暴言を吐くなど心身ともにメンタルをずたずたにする酷い点がありますが、他に大きな特徴でお金の無心やお金を使い切るなどお金に関しての心構えがまるでなっていないこともあると思います。 残念ですが私の両親ともにお金スキル...
毒親のお金の無心が始まり貸したら最後。お金はほぼ返ってこない
毒親体験談の中でも毒親の無心をよく見かけます。生活費、自分の娯楽の為など無心する理由は様々ですが無心される側としてはたまったものではありません。お金自体も勿論ですが毒親へますます失望しますからね。私の毒親もお金の無心を数年していました。その...

 

市役所所員は一般的に安定の地位。それに特に昔は余程のことがなければ長期勤務や定年退職までは行ける可能性高いです。だから絶対の権力があるので家ではちやほや、職場では若い頃は流石に我が儘言えなかっただろうけど、一定の地位以上になってからの方が長いでしょうし、家でも職場でも基本的に怖い物なしになりやすいのではと。

 

毒父はへこへこするのが嫌だと結構有名な職場を入社して数年で退職し、結局家族経営の小さい工場を引き継ぎ30年以上工場長を務めました。工場長だから人間関係も考えることはほぼなかっただろうし、工場内ではほぼ無敵(流石に取引先へは謙虚だったでしょうけど)。

 

いずれも権力を持った期間が長いことが共通です。特に毒父のような仕事人間は仕事が出来れば内面はどうあれ自他共に評価高いから、俺は偉い感が覆ることは決してないでしょう。

父親の立場と経済力で支配する毒父
今年ももう11月ですね。毎年騒ぎが懸念されるハロウィンも今年は静かめだったかなと。家では部屋の消臭をラベルが可愛かったのでハロウィン仕様のものにして、インスタントかぼちゃスープを飲んだ位の細やかなハロウィンを過ごしました。

 

 

年上や権力者にはへつらう分年下と非権力者を見くだす

昭和老害は特に女性子供は自分より下と見下し感が半端ありません。Sさんは時々実家へ様子を見に行っているそうですが、やっぱり片付けや掃除等の後始末が大変らしく、二世帯住宅で(Sさんの兄弟のことは知りませんが)お母さんも健在ではあるけど、それでもうんざりするくらいストレス積もる一方のようです。

 

色々身の回りのことをやっても、感謝されるどころかお前が来るとうるさいと小言を言われる始末。しかも男でも年下だと自分の言うことを聞いて当然の感じ。Sさんの旦那さんもたまに一緒に行くみたいですが、腰痛持ちらしいのにお構いなしで草刈りとかさせるらしいです。多分言ってもその時だけですぐ忘れるか、若いんだからこの位大丈夫と自分目線の謎ルールで判断されてしまうんでしょうね。

 

毒父も同じです。細かいところや地味なところや面倒くさいことは決してやらないのに、自分がやったことは盛大にアピール。大抵は後始末必須で出来ていないけど、本人はちゃんと出来たと思っているのでドヤ顔が腹立つ。言ってもうるさがられるか下手すると怒鳴られるから黙ってやるしかないけど、我慢し続けるとじわじわ壊れていくと分かっていてもどうにもならないです。

どんな対処をしても不愉快にさせる毒父 
数日前から気温が大きく上がりついに冷房をつけるようになりました。巷では4連休とか盛り上がっていますが、連休だろうが休みが増えようが昔から私には何も楽しくなんかありません。毒父も日祝は仕事休みなので(土は出勤なので4連休ではないものの)祝日が...

 

それにしても誕生直後から長女に続いてまた女でがっかりしたと言い放ち職場に戻ったらしい毒父ですが、息子だったらとっくに血を見ることになっていたと思います。まぁ女性も我慢の限界超えたら一線越えちゃいますけど。でも毒父幸運ですよねぇ、女だからこそ、ポンコツに仕立てたからこそ、ポンコツなのに親としてふんぞり返ることが出来たんだから。

 

 

病院信仰が強い割に認知症など精神関係を受診しない

Sさんの父は同じ物を沢山買ってくる等(今は列を作るくらいに大量の鏡餅があるようで)認知症かと思う兆候が度々あるそうです。他の病気で結構入院しているようですが、認知症かどうか等の精神関係の受診は決してしないから病院による診断は分からないようです。

 

毒父も病院をしょっちゅう受診、お医者様の言うことは絶対。だけど精神関係は行かないんですよ・・・。多分怖いんでしょうね。体の診断も怖いけど、精神病は昔からおかしい病気と一色にされてきましたから。現代は差別用語として色々認知されてはいますが、それでも差別がなくなることはないだろうし仕方がない面もあると思います。

 

更に医者信仰が強い毒父にとっては、お医者様にもし認知症ですと言われたら、ある意味体の異常よりも強くショックを受けることが怖いんでしょう。私とかがいくら言ってもヘラヘラ聞き流すけど、医者の言うことだと聞き流せないですから。

 

私も普通の人が相手なら受診結果への恐怖は同意できるんですが・・・。毒父は今まで散々やりたい放題で、人には病気等で苦しんでいても放置か無神経なこと言って逆なでしてきた人。そのくせ自分の事になると日和って心配してもらえると思い込んでいるところが怒りにしかなりません

自分の事だけで周りへの気遣い一切なしの毒父
昼間はまだ暖かいものの、朝夜はぐっと冷え込むようになりました。今年も来月で終わり。まだ元気だった頃は年末が近づく度に「もう今年終わりだよ、どうしよう何も成長していない」と焦っていたけど、あまりにも全てが詰んでいるから、とにかく人生終わりたい...

 

 

死ぬ死ぬ詐欺で寿命も年功序列と思っている

Sさんの父は入院の度にもう死ぬかもみたいな感じらしいです。入院とかすると病院信仰だと余計にもう人生終わりと思いますからね。普通の人でも入院等病院に関わると弱るのが当たり前だから気持ちは分かるけど、本人は騒ぐ割には基本的にピンピンしているんですよね。

 

Sさんも父の弱った時の言葉を聞く瞬間はちょっと可哀想だなと思わなくもないらしいけど、結局平常通りの様子を見ると、退院しないでいっそもう最期まで入院していて欲しいとか思ってしまうと言うくらいらしいです。

 

毒父も入院は(最近では)6年前の尿管結石以来で今は通院だけだけど、お医者様の受診結果を見て騒ぐ割にはピンピン。寝たきりでないだけ良いと思われるかもですが、当事者からすれば暴言ばかり、自分の事ばかりの老害がピンピンしている姿は相当腹が立ちます

 

自分より年下の毒母が先に逝ってさえ、私より自分の方が先に逝くと思い込める精神がある意味羨ましい。人間いつどう終わりを迎えるか誰にも分からないのに。

 

 

長生きする人の大半はおよそ関わり合いたくないタイプ

高齢者にもまともな人も居るだろうし若ければ良いなんて思っていません。言ってみれば年齢問わず良い人は良い、悪い人は悪いと言う単純なことだけど、それでも正直高齢者の大半は性格が悪いと思っています。

 

どうしても人間長生きするほど、体力や能力が下がり色々な病気も抱えやすく不便にもなっていくので、例えまともな人でも高齢になるにつれ老害化することは多いと思います。

長生きしたくない理由は長生きの見本の高齢者が老害だから
新年あけましておめでとうございます。と言っても何もめでたくないです(身も蓋もない)。毒親と同居の引きこもりには毒親と一緒の時間が増えるだけだし、今年はオリンピックと言う一部のリア充にしか受けないのにむりやり全国民が熱気にわいています!とかの...

地獄のようなこの世の中の上、年齢を重ねるにつれしんどくなることが多い中で長生きできると言うことは、余程の無神経か乗っかれるように従順出来たか他の人をよほど蹴落としてきたんだろうなとどうしても思ってしまいます。

 

Sさんの父も毒父もSさんや私が物心ついた時からまともではなかったところが共通です。今は老害でも昔はまともだった場合も辛いだろうけど、悪くなったのは年のせいとか病気のせいとか楽しかった頃の思い出とかまだ拠り所もあるでしょう。

 

けれど最初から老害の場合は殆ど救いがないんですよ・・・。かろうじて良いところがあったとしても、悪いところが圧倒的すぎて帳消しどころか無限大にダメージを与えますから。それに仮に良いところがあったとしても、今までの悪い印象を帳消しにする筋合いはないですし。それじゃ結局やりたい放題やったもん勝ちになってしまいますから。

 

理不尽が当たり前ならせめて我慢の報われなさとかもやっぱりしっかり教えておくべきですよ。人類史上まともな歴史はないけど、少なくとも戦後の教育(凶育)は権力者や野蛮人寄りの最低最悪だと思います。

先生への不信感は小学校から始まった
ハードモードの人生の方は学生時代にいじめを受けていた経験をされた方が多いと思っています。青春を謳歌する、楽しさ一杯の筈の学生時代が地獄だと後々の人生に本当に大きい悪影響をこれでもかと言う位与えますからね。未だに苛めは加害者寄りで被害者が悪い...

 

 

まとめ

親に限らず毒持ちの共通点で多いのは、人の話を聞かない、弱者を徹底的に見下す、権力志向、自分は正しい良いと思い込んでいるところですね。どんな人でも何かしら悪い点は必ずあるけど、毒持ち特に毒親の場合は内容が強力な上に影響力も大きすぎるんですよ。

 

特に毒親のうんざりな点は長生きしやすいこと。・・・極論ですが例え最強最悪の人物でも早逝ならまだダメージをおっても回復の可能性があるけど、悪いことに毒が強いほど長生きの可能性が高いから周りはどんどん疲弊して悪化してしまいます。

 

医療が未発達の頃ならまだしも現代ではねぇ・・・。医療国、長寿国ともてはやされているけど、毒父を見るといいように医療費搾取しているだけじゃねと思ってしまう私にとっては医療大国など医療賛美の言葉にうんざり。勿論まともな医師も居ると分かってはいるけど、無条件に医療賛美は出来ないです。

 

YouTubeで歴史解説動画も色々見ていますが、戦中の無能なリーダーほど刑からも暗殺からも逃れて畳の上で最期を迎えたりあっけなく亡くなったりのパターンも多いから本当理不尽ですよね。逆にまともな人が苦しみ続けた末に悲惨な最期を迎えることも多いし。やりたい放題やった加害者が最期すら調子よく楽に逃れてしまうなんて本当馬鹿馬鹿しい。

毒親うんざり
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